日の当たらぬ者達
今回も閲覧いただきありがとうございます。
今回はかなり短いですが、ちょっとした顔見せということでご了承くださいませ。
「やっほ~、計画は順調にいってるかい~?」
「黙って座っていろ。」
「え~こわ~い~。そんなんだから顔も怖いんだよ~。」
「……少しは静かにしろ。」
「ちぇ~。」
どこかの国、どこかの一室。
ここは日の当たらぬ場所。
「首尾はどうだ。」
「順調なんじゃな~い~?各地でSランク達が動き出したみたいだよ~。」
「そうか。」
「それで~、どうするの~。」
「予定に変更はない。」
「支障があるようなら、Sランク共は好きにしろ。」
「りょうか~い~。そう伝えておくね~。」
パタパタと小柄の者が去っていく。
「全く、あれで少し落ち着けばまともになるというのに。」
長身の者がゆっくりと椅子から立ち上がる。
「まぁ、ここにまともな者などいる訳がないか。……私もな。」
怪しく笑う者。
先程まで向きあっていた机の上には書類の山。
死神、仮面卿、天鳥人、雷公、深碧。
名立たる強豪達の情報が事細かに記載されている。
「最強である者など存在しない。」
その中には現魔王の存在も記載されている。
「例え魔王であろうと例外はない。」
「魔国が世界の中心、そんな世は終わりだ。」
その者は不敵に笑う。
この瞬間、各地にSランクではない、しかし同様の猛者達が動き出すこととなった。
次回から色々進展していく予定です。




