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一般人の異世界転生 俺にもチートください  作者: ダイ
チートのない転生者
18/41

異常事態における俺は

今回も閲覧いただきありがとうございます。

ちょっとですが、主人公がお久しぶりに登場です。

 各地でSランク達が動き始めた。


 しかも今回は単独で動いているのではない。

 明らかに全員が何かの目的で動いている。


 Sランク1人が動けばそれだけで経済効果がある。

 それが今回は大多数だ。

 気付いた商人達はここぞとばかりに、商売に精を出している。




 動きがあるのは商人だけではない。

 冒険者も一般人も、はたまた貴族も王族も。


 成り上がろうとする者。

 逃げる準備をする者。

 各国の連携を図る者。

 取り入ろうとする者。


 それぞれの思惑を胸に抱いていく。




 ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇ ◆◆◆ ◇◇◇


「で、実際のところどうなんですか。」


 そんなことを聞いてくるのは受付嬢のスミールさん。


「どうとは?」

「Sランクと組んでるゼロさんなら何か知ってるかなぁと。」

「いや、組んでるだけで。機密事項については流石に俺も知らないって。」

「そうか~。まぁそうですよね。」


「……。」

「……。」

「……何ですか。」

「……実際のところは?」

「ギルドの受付嬢のスミールさん以上の事は知らないでしょうよ。」

「ふぅん、まぁそういうことにしておきましょうか。」

「それより依頼の方を。」

「は~い。」


 俺は薬草採取に出る。

 そう、いつも通りに依頼をこなすだけだ。




 マクロさんだけじゃなく、各Sランク達が動いている。


 誰が見ても完全なる異常事態。

 かといって俺に何ができるかという話だ。


 低ランクのモンスター1体ぐらいなら俺でもどうにかなる。

 しかしそんな話ではないだろう。


 ドラゴンでさえ1人で倒すSランク達。

 そしてSランクになるには、厳しい審査がある。


 だからこそ、そんなSランクにあり得ない。

 あり得てはいけない。






 ……裏切者がいるなんて、あり得てはいけないんだ。

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