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よく分かんない作品集

時には時間をおくことも大事、という話を聞かれてもないのに話し始めるおっさん

作者: 七宝

(自動車会社社長・区留間(くるま) 紀夫(のりお) 53歳 趣味:ドライブ・洗車)


 僕は自転車に乗れるようになったのが同年代のみんなに比べて少し遅めでやんした。 小学一年生の夏頃に自転車練習を始めやした。ここまではみんなとそんなに変わらないと思いやす。


 僕は毎日練習しやした。少ししたら補助輪付きでは乗れるようになりやした。そして、徐々に補助輪無しで練習をし始めやした。乗れる日もあれば、転ぶ日もあって、完璧に乗れるようになるまで何度も練習しやした。


 ある日、フラフラせずに真っ直ぐ進めるようになり、僕は調子に乗って少し遠くまで行ってしまいやした。そして、よく知らないところで田んぼに落ちてしまいやした。


 僕が先に落ちて、その後自転車が僕の左腕の上にガシャンと落ちやした。田んぼの泥の汚さと腕のあまりの痛さに僕は泣いてしまいやした。


 泣いていると近くの家から人が出てきて救急車を呼んでくれやした。病院でレントゲンを撮ってもらいやした。三箇所骨折していやした。

手術はしなかったでやんすが、ずっと手を吊るされて冷やされて、点滴も一日中何回もやられて、数日入院して、完治には一ヶ月くらいかかりやした。


 治った後は自転車の練習をする気にはなれなかったでやんす。怖かったんでやんす。また転んで骨折したら嫌だなぁって。これが人生で初めての挫折でした。


 そして、二年ほど経った頃にどうしても自転車に乗らないといけないことがあり、勇気を出して乗ってみたところ、なんとスイスイ乗れてしまったのザマス! そしてそのまま五キロメートルくらい走ったんザマス!


 時間を置くことと、勇気を出すことで自転車に乗れるようになったのザマス! やっぱり一度失敗しても挑戦することが大事なんだなぁと思いマシス。これからもいろんなことに挑戦していこうと思いマスカットの畳ぺろぺろマン。

マスカット畳ぺろぺろ

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― 新着の感想 ―
[一言] なんだろう?あるあるネタじゃないけど、 1人で外食してたら、突然 通好みの食べ方とかを話しかけてくる孤独なおっちゃんと同じ空気を感じる    戸惑いますよね?
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