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【アンティラの箱】  作者: zen
7/8

メンバー


割れた窓ガラスの破片の上に仁王立ちする少女

何とも得意げな顔だ


「お前は何をやっとんねん!わざわざ窓ガラスぶち破って

入って来よって」


「うるさい!スコルピウス、あなたの指示が不適格であるため

残党狩りにここまで時間を費やしてしまったのよ、謝りなさい!」


「上司に向かって、どんな口の利き方やねん」


「ピンポーン」


言い争っているのはいいが玄関で待たせている客人が

誰なのか確認しに行ってほしい、なるべく早く


「まぁお前はそこで待っとけ、多分アクアリウスのやつも

いま来とるんや」


願いが通じたようだ


・・・少しして関西弁と一緒に背の高い

きれいな女性が入ってきた


「初めましてアクアリウスと申します」


「初めましてリオです。」


初めてまともに話せそうな人が来た


「えっと、、その、僕を連れていくというのはどういうことですか?」


「え?スコルピウスから何も聞いていないのですか?」


「詳しくは何も、、、」


スコルピウスって名前もさっきどさくさに紛れて

聞こえてきたくらいだからな


アクアリウスさんは呆れた様に、言う

「あなたたち二人ともここに並びなさい」


「はい!」

髪の長い少女が元気よく返事をし、てきぱき動く。


「い・や・だ。」

関西弁はソファーに座り込んだ


さらに呆れた様にため息をつく

「はぁ」


・・・


頭を抱えた手をスッと下ろし顔を上げ彼女は話し出す

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