42/68
*白い紙*
*******
白い紙
石坂の経営する 喫茶 nana へ行く方法の一つ。
遺族に対して故人の最期を伝えたい時に石坂が渡すもの。
全員ではなく、
石坂の独断と偏見によってこの紙が渡されるかどうか決まる。
石坂より直接手渡された人以外には、
喫茶店への地図は浮かび上がらず、ただの白い紙のようにしか見えない。
そして、もし遺族が必要ないと自身で思えば、
白い紙に浮かび上がる地図はいつの間にか消えてなくなり
ただの白い紙に戻る。そんな不思議な白い紙。
*******
犯罪者編完結です。
また、喫茶店に戻り、次はニンゲン編が始まります。
が、その前にもう一方の連載小説を進めます。
ゆっくり更新ですが、また是非お越しください。




