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*魂の存在*






*******


魂の存在


この世で亡くなり、


彼岸と此岸の空間に彷徨う存在をそう呼ぶ。


魂の存在となると、四十九日間、つまり七週間だけ


この世か先の世を旅することができる。


これを此岸では、幽霊が彷徨う


とも言われている。


此岸では魂の存在でできることは殆ど無い。


ただ、この世の成り行きを見守るだけ。


だが、魂の触れ合いの訓練をすると、


人に憑依したり、物を動かしたり、


様々な事ができる魂もまた存在する。


他、


四十九日を過ぎても此岸に魂が残されている場合、


その魂は成仏することなく、


この世を永遠と彷徨うこととなる。


それを 悪霊 と呼ぶ。


*******






次は喫茶店の話へと戻ります。




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