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*魂の存在*
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魂の存在
この世で亡くなり、
彼岸と此岸の空間に彷徨う存在をそう呼ぶ。
魂の存在となると、四十九日間、つまり七週間だけ
この世か先の世を旅することができる。
これを此岸では、幽霊が彷徨う
とも言われている。
此岸では魂の存在でできることは殆ど無い。
ただ、この世の成り行きを見守るだけ。
だが、魂の触れ合いの訓練をすると、
人に憑依したり、物を動かしたり、
様々な事ができる魂もまた存在する。
他、
四十九日を過ぎても此岸に魂が残されている場合、
その魂は成仏することなく、
この世を永遠と彷徨うこととなる。
それを 悪霊 と呼ぶ。
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次は喫茶店の話へと戻ります。




