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アフター・コロナは物書きの世界  作者: 場末の予言屋
第一章 アフター・コロナの近未来
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5.エネルギー問題

さて、新しい世界を迎える為には、今一つどうしても克服しなければならない問題がある。

それがエネルギー問題。


現在の文明だが、化石燃料により支えられている。

石油、石炭、天然ガス、原子力、レアメタルにレアアース。

レアメタルとレアアースはエネルギーとは違うが、とにかく化石燃料の採掘量が無限ではない以上、どこかでエネルギー問題は抜本的な見直しが必要である。


これについて設計の予言者は、


「自動車を走らす動力は指の頭位の鉱石で、何十哩マイルも走らせる事が出来る。

これはウラニウム、プルトニウムのごとき鉱石で、原子破壊の原理を応用したものだ。」


どうやら2048年辺りの車は、すでにガソリンでは走っていないようだ。

また、ニッケルやリチウムと言ったレアメタルを大量に使い、かさばる蓄電池を積み込んだ電気自動車でも無いようだ。


もっとも蓄電池の技術はさらに進める必要があるが、この当たりは「全固体電池」の開発が待たれるところだ。

しかし、充電地の開発は必須である事は疑う余地もないが、それよりも肝心なのは、その電気を作り出す為の発電技術である。


日本はまだまだ火力発電が中心であり、共に自然への負担は大きい。

ちなみに、2018年の数字を見ると、一位は液化天然ガスの37.4%、次いで石炭の29.3%。


なお、再生可能エネルギーとして有名なものは、太陽光、風力、地熱であるが、この三つの合計発電量は7.4%に過ぎない。


マスコミなどで散々騒いだ結果が、未だこの程度と言う事だ。

化石燃料での発電に取って変わるエネルギー、現在の状況をみる限り存在しないのが現実である。


もしエネルギー問題が抜本的に解決するとしたら、設計の予言者が未来記で示すような、小型核分裂炉、もしくは核融合炉のようなものの開発が必要であると考える。


まあ、アメリカが誇る原子力空母や原子力潜水艦の小型版のようなものだと思うが、放射能問題やら原子炉の小型化問題を考えると、全く別の技術が必要になると思う。


これは希望的観察に過ぎないが、大統一理論の要とも言える重力、その重力波の検出に、さる2016年人類は成功している。

ここから、急速に重力系の技術が加速する可能性はあるかもしれない。


ついては、未来のエネルギー、もしくは発電技術。

原子レベルでの反物質との対消滅やら、「核力レベルでの特異点場の形成」と言った、重力による入れ物内で核融合を起こす「重力炉」の開発など、原子炉の小型化は進むかもしれない。


ただしこれは、物理学素人の場末のインチキ予言屋による、戯れ言に過ぎないのは推して知るべしである。


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