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アフター・コロナは物書きの世界  作者: 場末の予言屋
第二章 最後の審判
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7.最期の審判とは

さて「最後の審判」第一部の答え合わせだ。


設計の予言者がこれを執筆したのが1951年 6月27日、これに70年を加えると、2021年6月27日となる。


この年は、ノストラダムスが予言した「世紀末1999年7の月」に、日本近代予言によって行われた、計画の延期22年を足した年となる。


なお、予言「最期の審判とは」には、中々興味深い事が書かれている。


中でも特筆すべきなのは、新しい世界の転換に対する、具体的な年月が期されているところだ。

それが次である。


「決定的な災害が起きるのである。勿論その順序は神界、幽界、現界というように、三段階になって進みつつあるが(中略)これについてつい先頃、私は今年の6月15日から、右の最期の段階である現界が、転換する最期の時にいよいよ一歩はいるのである。そうして今年から十年間に、新しい世界すなわち、次の世界の基礎が成り立つ仕組みになっている事を知るべきである。」


上記の予言を翻訳すると、2021年6月15日より10年間、すなわち2021年から2030年の十年間で、新しい世界の基礎が作られる仕組みになっているらしい。


し・・・・・・しかし、最先端化学で警告されている「2030年の分岐点問題」と、まるかぶりである。


とっ、ここで予言に記されている6月15日が気になると思うが、じつはここに未来の分岐点における重要なキーワードが隠されている。


それが2021年6月14日、イギリスで開催されたG7サミットの、共同宣言が発表された日である。


共同宣言には様々な問題への対処が書き記されているが、その根底に流れているのが次ぎである。


「民主主義国家 VS 権威(専制)主義国家」


これは、18年ぶりに訪れた「権威主義国家の数が、民主主義国家の数を上回る事態」を、危惧しての物だったと言われている。


この方向性は一見、戦後の冷戦における「二極対立」の焼き直しに見えるかもしれないが、2030年の分岐点問題を土台に進めて行くと、新たな解釈が出来ると考える。


それが、「オーバー・キャパシティ」と「オーバー・テクノロジー」問題となる。


G7サミットの思惑「民主主義国家 VS 権威主義国家」、これを「オーバー・キャパシティ」と「オーバー・テクノロジー」から考えて見よう。


検証の命題は「国家の根幹を成す憲法と法律、その上に存在するもの。」である。


現在の国家が法治国家である以上、憲法や法律が国の最上位にあるものと「勘違いしがち」だが、現実はそうなっていない。


一番分かりやすいのが共産主義国家。


TV解説などでも一般的になっているが、共産主義国は憲法や法律の上に共産党が存在する。


簡単に言えば、「共産党に逆らった場合、憲法や法律に守られる事は無い。」これが現実である。

これについては、独裁国家に関しては言うに及ばすである。


では、民主主義国家はどうか。

これについては、世界最大の民主主義国家である、アメリカの大統領就任式が象徴的である。


アメリカの大統領は就任の際、「聖書に手を置いて宣言する」儀式がある事が有名であるが、これに見る通りヨーロッパ諸国はどこも宗教国家である。


これについては某有名ジャーナリストの本にも明記されている。

そこには、「神様がいること、国民が神様を信じていることを前提に、国家が成り立っている。」と書かれている。


さて、この状況を受けて「民主主義国家 VS 専制主義国家」を、「国家の最上位の存在」を視点にして言い換えると、以下の図式に置き換わる。


「神 VS 人」


このワードは、2030年の分岐点問題を考える場合の重要なキーワードとなる。


それでは早速、2030年の分岐点問題が「神 VS 人」にどう関わってくるのかを解説して行こう。 


と、その前に。


最後に「神 VS 人」と2030年の分岐点問題がどうかかわるのか、そのヒントだけ書いておこう。


分かる人なら、これで見当が付くはずだ。


「神とは、人智を越えた存在である。」

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