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記憶の扉  作者: 世界の果て
プロローグ
1/2

始まり

「や、め、て、く、れ、ー」

それが最後の言葉だった。


それ以来、目撃した人も、また、彼と親しくしていた人の記憶の中からも、彼は忽然と姿を消した。


死体の人物は忘れ去られたのだった。永遠に。 

 

そう、永遠に忘れ去られるはずだった。


殺人をした奴が、

しっかり殺されているかを確認しに来た。

 

しっかりと息絶えたようだった。彼は微笑み、その後に大声で笑い出した。


ひとしきり笑ったあと、彼は死体を引きずっていき、処刑台から3番目の扉を開け、そこにある泉に全ての部分をバラバラに切断し、丁寧に投げ入れた。


彼は、満足げにうなずき、もう1度大笑いをしてから、殺した奴との思い出に浸った。


人を殺すのは好きじゃない。好きじゃないけれどやらなくてはならない。




だって、私のことを嫌っているから。


私のことを嫌っている人は、殺さないと満足しない。




だって私が1番だから。



彼はそう考える。そうすることて、殺しを正当化してきた。


少なくとも、あと複数人は殺さなくてはならない。


どうせ殺したところで、誰も気づきはしない。あの泉に投げ入れることにより、記憶もかき消され、その人が生きていた記録すらなくなっていく。



彼は微笑み、また新たなターゲットをここに連れてくる準備をするため、部屋を後にした。






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