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6話〈前編〉

主人公視点です。

朝にもう一度更新するので短めです。

 ギルド内で一悶着あったが、俺は何とか冒険者登録を終わらせることができた。

 急に居なくなったチヒロに戸惑いながら冒険者ギルドをでると、ギルド職員に言われたとおりチヒロが入り口前で立っていた。


「あ、マヒロ。

 遅かったね、…中で何かあった?」


「チヒロが急に居なくなったから誰かに拐われたかと思い、中にいた冒険者に聞いて回っていた。」


「あ~…。

 私はすぐに気付けたからよかったけど…、そうだよね、マヒロはゲームとか全くやったことなかったもんね…。」


「5人に聞いて回ったときにギルド職員に止められたがよかったが、止められなかったら全員に聞いて回ることになっていた…。」


「それは…職員さんに感謝だね…。

 …それより冒険者登録はできた?」


「あぁ、それは問題ない。」


「そしたらハイジアさんところで準備済ませてから狩りいこっか。」


「そうしようか。」


 ―――

 ――

 ―


 その後俺たちはハイジアの店で回復アイテムなどの消耗品を買い揃え、街の外へ向かった。


「いい?

 ここから先は安全なエリアじゃなくなるから、周囲への警戒は怠らないようにね。」


「魔物への警戒か?」


「それもあるけど、プレイヤーキラー、プレイヤーを狙って攻撃してくる輩も少なからずいるだろうから、そういうのにも気をつけないといけないんだよね。

 まぁ、まだ始まったばっかりだから旨味すくないしやる人もあんまし居ないとは思うんだけど…。

 それでも警戒しておくに越したことはないでしょ?」


「変に近づいてくるプレイヤーには気をつけろってことでいいんだな?」


「ま、そういうことかな?」


「わかった、周囲にも気を配るようにしよう。」


 そうして俺たちは北門から初めて街の外へ出ていった――

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