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9話

銃についての!!!!!

説明が!!!!!長い!!!!!

「よし、じゃあ基本的なことからいくぞ。

 〈銃〉って一括りにしても色々とあってな。今回兄ちゃんに渡すのはオートマチック(自動式拳銃)ってやつなんだが、まぁとにかく撃ってみるか。」


そう言いメイルは的へ向かう。


「まず当然だが弾が入ってなきゃいけねぇ。

 弾はマガジンに込めて、そのマガジンをグリップの下に差し込む。

 そうするとバネの力で弾が銃身の中に送り込まれるってわけだな。


 そしたら次にスライドを引く。あぁ、これは一回だけでいいぞ。

 で、セイフティを外して、狙いを付けてトリガーを引くと…。」


《パン》と乾いた音が室内に響く。

的の中心に穴が空いていた。


「まぁこうやって弾が出るわけだな。

 んで、マガジン内の弾を全部撃ちきるとスライドがガッと後退した状態になる。

 そしたら新しいマガジンを入れてここの、スライドストップっていうのを下げてやるとまた撃てる状態に

 なる。

 ま、言われるよりやってみた方が覚えるか。」


そう言ってマガジンの抜かれた拳銃をこちらに手渡してきた。

グリップを握り込んでメイルの手から持ち上げてみると、その重さが伝わってきた。


「それと、これがマガジンな。」


マガジンを受け取り、教えられた通りに操作をする。


「足は肩幅に開いて右足を後ろに、左足は的に向けるといい。

 で、その間に腰を安定させるイメージだな。

 狙いたい方向に身体の正面を向けて、少し前傾姿勢にするといい。

 あぁ、この時肘と膝は伸ばし切らないようにな。少し曲げてゆとりを持たせることで跳ね上がりを最小限に抑えんだ。


 狙いの付け方なんだが、銃の先っちょに凸があって、真ん中辺りに凹みたいな形のあるだろ。

 凸と凹と狙いたいところを一直線上に結ぶとそこに向かって飛んでくぜ。」


言われたとおり両手で握り、狙いをつける。

息を止め、狙いが定まった瞬間にトリガーを引いた。


《パン》と乾いた音が響く。

それと同時に反動で腕が少しぶれる。

真ん中を狙ったはずが、上にずれていた。


「まぁ初めてで的に当てられるだけ上等だな。

 姿勢も細かいところ言い出したらきりがねぇが、概ねはよかったぜ。」


「思っていた以上に腕に反動が来るもんなんだな。」


「あぁ、まぁ慣れってぇのもあるけどやっぱ兄ちゃんはもーちょい筋力つけた方がよさそうだなァ。

 ま、今日は兄ちゃんの納得いくまで付き合ってやるからよ、もーちょい練習してみろよ。

 今日のとこは射撃がうまくなったら帰してやるからよ。」


そう言ってメイルはニッと笑う。

そうして俺はメイルからの合格がもらえるまで散々と特訓させられる羽目になった。


―――

――


「今日はよくへばらずに最後までやりきった、兄ちゃんは見込みがあるな。

 明日以降は銃のメンテナンスと知識について学んでもらうぜ。

 強制するつもりはねぇが、中途半端な知識は己自身を追い込むから受けておいた方が身のためだとは言っておくがよ。」


「あぁ、明日以降も是非とも頼む。」


「兄ちゃんならそう言うと思ったぜ。

 じゃあまた明日ギルドで待っとくからよ。」


そうして俺は訓練室をあとにした。

ブックマークに評価が増えてた嬉しい!!!!!!!!って小躍りしながら書いてました。

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