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秋空にファンファーレ
君の為に鳴り響いたはずのファンファーレ
誰よりも美しく
誰よりも速く
君の為に鳴り響いたはずのファンファーレ
誰にも追い越せない
誰も追い付けない
美しく美しく美しく
誰よりも美しく
速く速く速く
誰よりも速く
どこまでもどこまでもどこまでも
速く
誰もが目を奪われた
そのスピードの向こう側に
君は
何を見ていた?
本当は自由に
どこまでも自由に
走りたかっただろう
どこまでもどこまでもどこまでも
自由に
どこまでもどこまでもどこまでも
自由に
ファンファーレなんか必要のない
自由な大地で
けれども身勝手な人間は
君に夢を乗せて
自分には叶わない
夢を勝手に乗せて
まるで君と共に走っているかのような
夢を見た
皆の夢が重すぎた
速すぎる君
速すぎた君
あの日秋空に鳴り響いたファンファーレ
歓声が…
走り出した君
あり得ない程の差を付けて
速く速く速く速く速く
そのスピードは異次元
そのまま走りきると
誰もが思ってた
そのスピードの向こう側
速すぎた代償か
コースアウト
コースアウト
コースアウト
秋空に鳴り響いたファンファーレ
耳に残って
秋になると思い出す
あの日の君の…
美しすぎた
速すぎた
稀代の逃亡者
人間の身勝手からも
逃げ切れていたなら
もっともっともっともっと
自由に
走れていたはずなのに
秋空に鳴り響いたファンファーレ
ただ、君を忘れない




