最後の絆
とある2曲を混ぜようと思ったんだけど
殆ど1曲だね
作者の心境も含め(笑)
私に恋愛系は無理じゃーい
「距離が置きたい」
突然放ったその一言が
どれだけ君を傷付けただろう
君を傷つけてしまったあの日から
もう1年が経ってしまった
もう別れたことになっているだろうか
もう嫌われてしまっただろうか
些細なすれ違いで、意地になって
放ったあの一言
君は文句なんか言わなかった
ただ、悲しそうな顔で謝り続けていた
自分が押し付けたくせに
結局、悲しくて苦しかった
記憶の中の君は
いつも優しく微笑んでいて
『大好きだよ』
なんて、抱き着いてくる
その声が頭の中で鳴り響いて
心を揺さぶる
元々嫌いな1人の夜が怖くて
窓から夜空を眺めては
君みたいに優しく光る星を探した
話さなくなってから
やっぱり君が好きだって気付いたんだ
自己中な自分が許せなくて
素直に謝れない自分が嫌いで
こんな自分、きっと嫌われてるって
思い込んで結局何も言えなかった
君が最後にくれた指輪は
今も薬指で光っている
会っていない1年間
君も指輪を着けてくれているだろうか
自分達の絆を形にした最後の宝物
1番大切な君からの贈り物
逢いたくて
寂しくて
声にならない声で君の名前を呼び続けて
喉が潰れるほど声を押し殺して泣いた
1年間、伝えたかったけど
意地を張って伝えられなかった言葉を
もう相手になんてされないかもしれないけど
自分のことなんか忘れているかもしれないけど
いつも薬指にあるこの絆を信じて
君に伝えようと思うんだ
「君のこと、ずっと愛しているから___」