表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

指輪シリーズ

最後の絆

作者: 伊月

とある2曲を混ぜようと思ったんだけど

殆ど1曲だね

作者の心境も含め(笑)

私に恋愛系は無理じゃーい

「距離が置きたい」


突然放ったその一言が

どれだけ君を傷付けただろう


君を傷つけてしまったあの日から

もう1年が経ってしまった


もう別れたことになっているだろうか

もう嫌われてしまっただろうか


些細なすれ違いで、意地になって

放ったあの一言


君は文句なんか言わなかった

ただ、悲しそうな顔で謝り続けていた


自分が押し付けたくせに

結局、悲しくて苦しかった


記憶の中の君は

いつも優しく微笑んでいて


『大好きだよ』


なんて、抱き着いてくる


その声が頭の中で鳴り響いて

心を揺さぶる


元々嫌いな1人の夜が怖くて

窓から夜空を眺めては

君みたいに優しく光る星を探した


話さなくなってから

やっぱり君が好きだって気付いたんだ


自己中な自分が許せなくて

素直に謝れない自分が嫌いで


こんな自分、きっと嫌われてるって

思い込んで結局何も言えなかった


君が最後にくれた指輪は

今も薬指で光っている


会っていない1年間

君も指輪を着けてくれているだろうか


自分達の絆を形にした最後の宝物

1番大切な君からの贈り物


逢いたくて

寂しくて


声にならない声で君の名前を呼び続けて

喉が潰れるほど声を押し殺して泣いた


1年間、伝えたかったけど

意地を張って伝えられなかった言葉を


もう相手になんてされないかもしれないけど

自分のことなんか忘れているかもしれないけど


いつも薬指(ここ)にあるこの絆を信じて

君に伝えようと思うんだ


「君のこと、ずっと愛しているから___」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] 失ってから大切だと気づく、よくあるシチュエーションです。  誰と親しくしていても、一度はこうなるんじゃないかと思います。二人に元に戻りたいという気持ちが再び芽生えることが、成功の秘訣だと…
2018/08/02 18:40 退会済み
管理
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ