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【メイン】超ショートショート小説たち

バス乗り場の消失

作者: なみのり

異様に暑い夏の日の昼ごろ。近所のバス停がなくなったことに気づいた。それは本当に突然の事だった。別にバス会社からも町内会からも連絡もなかったし、下がコンクリートに埋まったバス停の時刻表にも昨日まで特に何かが貼ってあったりしたわけでもない…と思う。何しろ毎日確認なんてしてなかったから、もしかしたら何か貼ってあったのかもしれない。因みにその時刻表も消えていた。始めにバスが通り過ぎたときはただの手違いだと思った。次のバスも止まらなかった時、僕は異世界に迷い込んだような混乱に見舞われた。そして3つ目のバスが止まらなかったとき、僕は走って次のバス停に移動して4つ目のバスに乗った。汗がダラダラと流れ、それは僕が若さを失ってきていることを証明していた。バスの中はクーラーが効き過ぎで汗が冷えて寒かった。我ながら素早い切り返しだと思ったが、大学には遅刻して、一つの講義に出られなかった。

バス停が無くなってから、僕は一つ遠くのバス停に行く羽目になった。まあ、変わったことと言えばそれだけだった。別にバス停が一つ異次元に消えたところで世界は変わらないのだ。何も変わらないのだ。僕は少し悲しくなったが、それもダラダラと汗と一緒に流れていった。

今日は一時間おきに一つ投稿予定です。全部で4つ。お暇な方はぜひ暇つぶしにお越しください。次は8時頃に投稿します。


お恥ずかしながら文章の仕事を目指しています。先はまだまだまだ遠いですが、一生懸命1歩ずつ頑張りたいと思います。アドバイス等をどしどし下さると助かります。

コメントも一言貰えるだけでモチベーションが凄く上がるので、お暇であればお気軽にお願いします。

毎日1話以上の投稿を目指していて、今日で記念すべき…?10日目、今2日個目の投稿です。

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