場違いな異人
第二作デスーーー
がんばってみるみるみるみるみる
「これから、学年集会を始めます。」
という学年主任の言葉と同時に、体育館で寝ていた僕は目を覚ました。
僕こと、斉藤夏月の通うこの亜鉛学園中等部1年3クラスは、また苦情の電話が来たといういつもの話を聞かされていた。
僕は暇だな〜と思いながら
何か異世界から使者とか来ないかな〜
と考えていると
いきなり、体育館の電気が消えた。
みんな動揺する中、3クラスの学級委員長と先生方は
みんなに呼びかけるが、動揺は全く収まらない。
そんな中、いきなり電気がついた。
そこに居たのは、黒い女性用の軍服にラフに着こなした、小柄な猫耳少女だった。
「ここに、あの方が。フィア様が」
と、猫耳少女が抑揚のない声で言った途端、
アイドルが出て来た時のような
歓声や悲鳴が上がった。
猫耳少女は、びっくりしていたが
直ぐに懐から短剣を取り出し、
【我、歪みし、空間、繋ぐもの、我、彼の地へと、
送り出しもの】
少女が抑揚のない声で言葉を紡いだ途端、視界は白一色に染まった。
その中で僕は聴いた。
「ふふふふ、今度こそは逃がしませんよ。」
と、
僕は、怖すぎて聞かなかったことにしようよ思った。
つかれたーーーーんーわーーーーーーをーー))ーーねねーーわ)