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密室

作者: 待宵花

何気なく過ごすビル

もしかしたらそこは、誰かのコレクションハウス


挿絵(By みてみん)



買物や娯楽を楽しんでいるようで

欲求を、誰かに操られているのかもしれない


何て私達は、小さいのだろうか?


みえないものに支配され、時間になったら帰宅


あっという間に朝になり、またマッチ箱のような所で拘束される


もしかしたら、昨日あんなに悩んだ事も

誰かのオリジナルゲームかもしれない


エレベーターへ乗って、たまに想像する世界

こんな小さな箱の中に押し込められて

何処へ向かうのだろうか?



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