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幻想現実世界の勇者  作者: ペサ
幻想現実世界の勇者
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第49話 理想と人間



 大半のメンバーは用事があると街へと消えた後、ヒーローごっこ遊びを見られた羞恥のあまり逃亡した仁だが、強化を使ったシオンにあっさりと捕らえられてしまった。


 ちなみに堅も逃げたのだが、面白がった環菜に追いかけ回された挙句、終いには何をしていたかを軍中に言い触らすという脅しに屈し、敢え無く御用となった。


「仁、もう一度、話をしない?」


「忘れてくれ。頼むから」


「僕からも頼むよぉ」


 やってみたら案外面白かったヒーローごっこに夢中になり、その姿を知り合いに見られるという死にたい恥辱を受けた。そしてその人物と同室で、大喧嘩中で、ある意味大切な相手であるなど、もう恥ずかしがる以外にどう接したらいいのか分からない。


「いや、あの、あれは全然見てないというか、お、覚えてないわ!それに可愛かったから気にすることはないわよ!」


「「……」」


「分かったから!忘れるから!」


 可愛いだの言われても、今の仁に更に穴を深く掘りたくなるだけだ。忘れると言ったシオンだがその気は欠片も無く、脳内の永久保存フォルダに無邪気な彼の姿は収められている。


「ほんとに?」


「……うん」


「間があったよ?」


「ご、ごめんなさい!大丈夫!もう忘れたから!」


 元より疑い深い仁の何度も繰り返される確認全てを、シオンはうんうんと嘘で頷いて誤魔化し続ける。


「……刻印の、話か?」


「……そうよ」


「僕は見守るけど、前みたいに意味もなく熱くならないでよ?」


 彼女がまだ記憶を残す気なのに気付かない仁は、赤い顔を隠していた覆面を外して話に乗る。このように、彼は一度信じてしまったものには途轍もなくちょろい。


「あの話は終わりだ。もし、俺が人質になってもいいなら、シオンは軍にバラせばいい。信じれない奴らに全部を預けることなんて、俺にはできない」


 彼は自分を人質とした脅しで、シオンの動きを封じる。こう言えば、僅かでもその可能性があるとシオンが思えば、彼女は軍に刻印のことを言えないだろうと仁は予想し、実際そうだった。


「私はやっぱり、黙ってるのはおかしいと思う」


「おかしくても、身を守る為なら!」


「うん。仁が身を守りたいのは分かるの。でも、方法がダメだと思う」


 自衛の為ならなりふり構わないと言った仁をシオンは、何でもやっていいわけではないと否定した。


「だったら言うのか?そしたら!」


 前と同じ話の流れだと感じた俺は、また繰り返す。言った先でどうなるのか、まだ分からない未来を彼は言い続ける。


「仁も私も両極端に考えすぎてた。仁は自分を嘘で守りたくて、私は嘘を吐かないでみんなを守って欲しかった」


「ああ、そうだよ。そして俺にみんなを守ることなんてできやしなくて、シオンは俺にそれを押し付けたんだ」


 英雄像を押し付けたシオンと、味方を押し付けた仁。現実と理想が離れあっているのなら、すれ違うのは当然。


「先に言っておくね。私、仁のことを願望で見て、勝手に失望してた。本当の仁はもっと弱くて、死にたくなくて」


「……そうだよ」


 謝るような口調で、シオンは事実で仁を貶める。それら全ては彼女の望む姿ではなく、彼の行いによる本来の姿。弱く、醜く、自分だけが生き残りたい、彼の本質。


「優しくて、助けられる範囲は助けようとする人なんだよね」


「……それは違う」


 そしてまた、シオンがあげた仁の良いところも、彼の行いによる本来の姿だった。長所しかない人はおらず、短所しかない人もいない。悪い所と良い所が同居するのは当然のこと。今思えばなんとも傲慢なことだが、それをシオンは許さなかった。


「だから、私待つから」


「何を言ってるって!聞いてるんだよ!」


「仁が、ここの人を信じられるようになって、自分から刻印のことを言えるようになるの、私待つよ」


 間違っている、犠牲になるかもしれない人がいる。分かっているから攻撃的となった俺を遮るように、シオンは前とは違い、彼の悪い所を受け入れて良い所を信じた。


「は……?訳、分からない。今更言ったって、騙してた分の報いを払わないといけなくなる。怒った軍に死ぬまで使い潰されるかもしれないだろ?」


 一度ついた嘘は引っ込められないと、俺は震えるように笑う。罰を恐るるが故に真実は明かせず、嘘をつき付けるしかないのだと。


 これから先、必ずまた戦いはある。無謀な戦いを強いられない人類の希望という特別な待遇と、替えが利くからと使い捨ての駒の待遇、どちらが良いかは明らかだ。


「それも含めて、怒られても許してもらえるって仁が信じるまで、待つ」


 シオンは彼が軍を信じる未来を想像して、待つことにした。信じれなくて生き残りたくて吐いた醜い嘘を、軍の良い所やそこにいる人達の暖かさに触れて信じて、仁が後悔して、言い出す時を待つことにした。


「そんな日なんて、来ない」


「ううん。きっと近い。仁は弱くて自分を助けたいけど、優しいから。誰かを信じることが難しいけど、信じた後はとても優しいから。だから、私が信じさせる」


 理想を押し付けたのではなく、弱い仁も強い仁も見たシオンの予想。彼は信じるまでのハードルが異様に高い。少しの悪い所でも、裏切りの芽と見做してしまう。しかしそれも、良い所を見せていけば少しずつ変わる程度の事で、一度信じてしまえばこちらのものだ。


「また綺麗事言って……!裏切られるかもしれないのに、どうやったらそんな風に人を信じられる!?強いからか!?なぁ!」


「確かに、裏切られてもなんとかなる強さを、私は持っているかもしれない。けど、仲良くなりたいって時には、信じてみたりしない?」


 信じるラインが分からないと叫んだ俺に、胸の前に手を当てたシオンは当たり前の事のように返した。強さは違えど、歩み寄ろうとする時に信じない人はいないだろうと。


「仲良くなりたい?俺が?そう思うと?……俺は、シオンのそういう理想すぎる所は、嫌いだ」


「私の悪い癖なの。今までずっと信じれる人がいなかったから、次こそは信じれるって期待しちゃう」


 誰にも信じてもらえず、故に誰かを信じたくて、信じようと生きてきた少女の心の在り方。その在り方に俺は嫉妬して、貶めようとした。それは何とも子供染みた反撃で、彼の悪い所。


「なんで言い返さない!」


「だって、そこは仁の言う通り、理想を願う私だから。嫌われるのは悲しいけど、慣れてるから」


 どれだけ貶めても、悪い所を見せても、シオンは反撃もせず、責めもしなかった。その態度が余計に俺に自らの小ささを思い知らせ、苛立たせる。


「気持ち悪いくらいに正しさだけを求めてて、吐き気がする!お前が今すぐ軍に言えば助かる人だって」


「ほら、仁は誰かの心配してる。自分から本気で隠そうとしているのに、そんなこと言うなんて馬鹿みたい」


「違う!俺はおまえを傷つける為に!本当はそんなこと思っていない!」


 隠して殺しているのは仁で、シオンも共犯だと思い知らせようとして、矛盾していることに気づいた。隠そうとしているのに、なぜ自分はシオンに軍に言って欲しいように仕向けているのか。


 怒りで血が上った故の浅慮か、それとも後ろめたさが産んだ綻びか。いや、どちらでもいい。シオンのやっぱりと笑った顔が、心底憎たらしくて見たくなかった。


「私はこれから戦い続ける。仁が魔法を教えなくて空いた穴を、私が仁を信じて空けた軍の強さの穴を、私が今まで以上に頑張って埋めてみせる」


「理想だ!そんなの、できやしない!おまえの言う事は全部理想なんだよ!強いからって今までは通じてきたかもしれないけど、それは無理だ!」


 強いから、仁が溢した命を救うと彼女は言った。魔法が使えれば、狩りの時の死者は減る。仮に異世界人が来たとしても、障壁を貫く矛となる。軍が魔法を使えないデメリットを、シオンが一人で埋めることなど、どれだけ難しいことか。


 それなのにこの少女は現実を見ず、また理想に生きている。


「そこ、なんだよね。私、戦いだけは強いから、仁の気持ちが分からなかった。けど、思うわ。過酷な世界だって思うなら、尚更一人じゃ生きていけないって」


 傷つける為に振るわれた刃に返されたのは、仲間を見捨てた俺を傷つけるただの事実。悪気もなく、傷つける気もない、真実。


「私だって一人だったら、きっとここにはいない。仁だってそうじゃないの?」


 シオンも仁も、互いがいたから今があり、今を生きれている。オーガの時もゴブリンの時もイザベラの時もサルビアの時も、一人じゃ死ぬしかなかった。


「……うるさい!俺は裏切られて、死にかけたことが、あるんだよっ!」


 信じようとしたから、裏切られ、殺されかけた。二人で生きようと思って命を託して、裏切られた。一人なら裏切りなんて起こらず、死にかけることもなかった。


「今度は裏切らないかもしれない」


「裏を返せば裏切るかもしれないって事だろ!?」


 希望とも絶望ともなる、「かもしれない」の言葉。結末は終わらないことには分からないのに、いや、分からないからこそ人々は明るい未来を期待し、暗い終わりに怯える。


「私はそう、信じてる」


「俺は、信じられない」


 強いから正しく、誰かを信じて生きようとしたシオンと、弱いから間違って、他者を欺いてでも生きようとした俺には、差がありすぎた。どちらかが決して悪い訳ではない。正しく生きれる余裕がシオンにはあって、俺にはなかっただけ。どちらも必死で、生きている事に変わりはない。


「あいつらを殺さなかった報いを受けるのは、シオンじゃなくて他の奴かもしれないってのに!」


「私は、それさえ信じてるから」


 弱い俺は、敵だった者さえ信じる強いシオンに憧れ、羨み、妬み、貶して引きずり落とそうすることしかできなかった。強いシオンは、弱くて自らの為に他者を欺こうとする俺の気持ちが、分からなかった。


「私は分からないから。これは仁が決めて」


 だからシオンは、俺の気持が分からない自分が決めるのではなく、自分のことが分かっている仁が決めてと託した。


「……俺が言うわけないのに、俺に任せる?シオンは刻印のことをバラしたいのか秘密にしたいのか、どっちなんだよ」


 俺にとっては好都合なはずのシオンの選択が、理解できなかった。激情するほど隠す事に反対だったのに、シオンは決定権を俺に委ねたのだ。


「私は言いたい。まだ会って数日だけどみんな優しいし、彼らを信じようと思う。けど、自分が大丈夫だからって、言いたくないって仁の気持ちを無視したくはない」


「つまり、どちらも取れる可能性のある選択が、俺が軍の連中を信じて、自ら言う事だと?理想すぎる」


 言いたい、しかし俺の危惧を無視したくはない。シオンは自分がそうしたいと思った欲張りな道を、忠実に選んだ。いつかの俺が言った最善の道を、彼女は目指していた。


「仁の気持ちは分からないけど、きっとこの可能性はすぐに現実になるってことは、分かるから」


「そう言われると、余計に言いたくなくなるってこと、覚えた方がいい」


 仁がシオンを助け、優しくしたが故に向けられる暖かい信頼。例えどれだけ仁が醜態を晒しても、彼女は思い出の中の仁の良い所を信じて、待とうした。


 本当にこの少女は綺麗で理想に生きようとしすぎていて、生きるだけで精一杯の弱者には見ていて辛い。


(俺君って嫌なやつだね。そんな子供みたいな感情より、ちゃんとした論で戦いなよ)


(……うるさい)


 醜さを自覚させられるから遠ざけようと、目を背けようと暴言を吐く。そしてまた、彼女の寂しげな笑いに醜さを思い知らされて、嫌いになる。


「じゃ、私はもう寝るね。おやすみ。仁」


 昨日の喧嘩なんて無かったように、今日の仁の醜態も無かったように、あの森の家のときのように、普通に笑って手を振って、彼女は自分のベッドで横になった。それでも気を遣ったのか。シオンは土魔法で遮るように壁を作って、部屋を分ける。


「……聞こえてんだよ」


 仁の吐いた言葉に、シオンが傷つかなかったわけがない。隠しきれなかったすすり泣くような声が、その罪を叩きつけてきた。


(大切な人を言葉で傷つけて泣かす……君は本当にダメ男だよ。ダメダメダメダメ男な本当の君を好いてくれる、唯一の女の子なんだよ?)


(こんな時までふざけるなよ。一般的に見て俺が悪いことくらい、分かってる)


 もう一人の人格の言うことが図星だと、理解しているからこそ俺は耳を塞ぎたくて、言い返した。


(いや、そうじゃない。君のやり方や方法は人の心を傷つけて命を奪うけど、生き残るって点では優れている。僕が君を責めるのはシオンに対しての態度であって、君の嘘じゃない)


(それなら、なんで止めに入らなかっ)


(止めに入って止まったかい?止めて欲しかったのかい?僕の想像以上に君が色々抱えていて、無理矢理止めたらダメだって思ったから止めなかった。君が前に進むのに、醜さを自覚するのは必要だろうからね)


 僕へと向けた幼い感情だけの矛先は、彼の正論によって叩き割られた。感情だけでは論には敵わない。相手を納得させる論を併せ持った感情でないと、相手には届かない。


(今の君は少し熱すぎるし、行方不明だ。シオンの言う通り少し待って落ち着いて、自身の行いを考えてから決めるべきだよ)


(どうせ、変わらない)


 すぐに感情的になって噛み付くのは、痛いところを突かれた時だろ?と、これもまた実に痛いところをついてきた僕に、俺はぶっきらぼうに吐き捨てる。


(うんうん。今の君に冷静な判断は無理だね。ま、そのうち君がどうするか楽しみだよ。僕でさえ、ないなって思う今の君を信じる子の気持ちを、君が踏みにじらないことを祈っているよ)


 この葛藤が無くなるなら、砕けても構わないと奥歯を噛み締めていた。例え間違っていても、生きるにはこれが正しいと思う道を進もうとする俺には、間違っている部分を指摘されるのは辛かった。


「どうすりゃ、いいんだよ!」


 だったらそうでない道を選べと言われても、軍はまだ信用できない。


「俺だって…分かってる…!」


 拳に力を込めて、思う。この嘘で死者が増えていること。いや、秘密を明かせば減らせることくらい、分かってた。それでも自分の命を守ろうと、間違いを選び続けていることを。シオンはその分頑張るなどと言っていたが、それは不可能だ。全員を救えるわけがない。


「良心、気の迷いで見失うな」


 身体中の傷に爪を突き立てて、思う。罪悪感に潰されるな。助けたいという気持ちに惑わされるな。秘密を明かす道でも生き残れるのではという、確率の下がる希望的な観測の誘惑に負けるな。もうこの街は詰んでいる。運命を共にする必要はない。


「気にすることは、ない」


 自ら選んだ傷をなぞって、思う。裏切ることを躊躇うな。シオンと軍から信じられることを、何よりも辛いと思うな。そんなことを気にしていては、死ぬ。


「信じて、裏切られたろ?」


 喉を掻き毟り、重ねられた傷を掻き毟り、思う。迂闊に人を信じるな。仁の為に命を投げ出すような、決して裏切らない確証のある者以外、命を預けるな。それ以外の者に預けた時、殺されそうになったろう。


「あの時、選んだろ?」


 首の手に力を込め、息を手で止めて、思い出す。香花を殺した時、他者を踏みにじり、蹴落とし、殺してでも生き残ることを選んだことを。生き残る為に必要なのは、己とシオンだけ。いや、最後の最後には彼女も見捨てるだろう。視界はテカテカと明滅して、命が危なくなることが分かる。


「あっ……はっ……ひゅ……!ははっ」


 消え行く意識の中、思う。その先にあるのは死だ。海の底より暗くて、痛みよりも怖くて、どうしようもなく恐ろしく、この世界では簡単に訪れる、全てとの別れ。身体から意識が抜け落ちるその限界、仁は首から手を離し、肺で大事そうに息を抱き締めた。


「かはっ!俺は、必ず、生き残る」


 苦しみから解放され、息が出来て生きていることを実感して、思い出す。あの日建てた誓いを、香花を殺した日の決意を、戦うと決めた時に刻印と共に刻まれた覚悟を。


「ははっ」


 自傷から血を垂らし、ふらつく足元を支える為机に向かって手をつき、鏡に映るその姿は、


「香花と、同じだ……」


 仁を殺そうとし、仁が殺した少女の影と重なって見えて、


「なんて、醜い」


 どこまでも、人間だった。


 彼の歩みは、いつしか止まっていた。


『配給』


 食料や衣服など、生きていくのに必要な物資は軍が配給している。受付は蓮の提案により美女揃い、一部の配給所に限り美男揃いである。配給された物資の運搬の為に、初回に限って大容量の麻袋が支給される。一般人用と軍人用、業務用では、大きな差がある。


『一般人用』


 間隔は三日に一度。まず配給を受ける為に、施設に行って戸籍を作る必要がある。戸籍を作った際、番号が書かれたカードが支給される。この番号の数字が3で割り切れるか、1余るか、2余るかどうかで、配給の日が変わる。また、住んでいる地域によって貰いに行ける配給所が決まっている。


 受付にて番号と名前を照会して初めて、物資を受け取ることができる。いかなる事情であろうと配給を受け取れなかった場合、次は三日後になる。もしも出産や大怪我をして入院している場合、院内にある配給所から受け取ることは可能。


 例えばなんらかの職に就いていたとして、出勤と配給の日が被っていたとしても、「配給に行きます」と言えば、その間は抜け出すことが許可されている。これは軍によって保障された権利であり、雇い主が破った場合は厳しい罰が降される。


 配給する物資や物は、全て軍が決めている。全員に同じものを配給する為、三日間は同じ物である。食料や飲み物は、豆や草、硬いオークの肉やろ過した川の水などがほとんどで、服は半月に一着ほどである。本当に生きていくのにギリギリの分しか配られず、時折餓死者が出ることもある。


 子供がいる場合は、親が代わりに受け取ることができる。また、赤ちゃんや幼い子供がいる場合には粉ミルクや綺麗な水、離乳食などの特別な配給を受けることができる。


 また、犯罪を犯して指名手配となった場合、即座に配給が止められる。この街でそれは、死を意味することである。


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