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東方夢怪録(休載中m(_ _)m)  作者: ☆気分屋の黒音くん☆
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第3話 渉夢と魔法少女と博麗の巫女



~魔法の森 上空~


ここは幻想郷。存在がわすれさられたりそこにある魔法の森と呼ばれる場所の上空を一人の少女がホウキにまたがり、物凄い速さで飛んでいた。

???「...うーん、確かこの辺だったよな?」

その少女は何かを探しているようだが、

見つかる気配はない。

???「......あれ?おっかしいなぁ?確かにこのあたりに何かが落ちていったのを見たんだけどなぁ。」

そう言うと少女は、その一帯をあらかた探し回った後、

???「はぁ、仕方ないな。今日のところは諦めて、キノコでも探しにいくか。」

そして少女は、森に落ちていった何かを探すのを諦め、飛び去っていった。



~渉夢、魔法の森にて~


ここは魔法の森。人里人間ですら立ち寄らないと言う不思議な森だ。

僕は今、その魔法の森と言う場所にいる。

渉「......はぁ。ここはどこ?僕って誰だっけ?...はぁ、疲れたなぁ。」

疲労のあまり、思わず記憶喪失になりそうだよ。

なんせかれこれ3時間はずっと歩きっぱなしなんだよ?

だってこの3時間の間、人っ子一人見てないよ(´;ω;`)ウゥゥ

さてさてそれはそっちに置いといて、(置いとくなよw)僕はさっき言ったように、3時間前にこの森に落ちてしまった。(正確には紫さんに落とされたんだけどねw)

起き上がってみたときは本当に驚いたねw

だって僕は結構高いところから落ちたというのに無傷なんだよ?どんな奴でも驚くよ普通?

とまぁとりあえず文字通り無傷な訳なので移動したんだけど、結局3時間歩いた結果がこの有りさまなので正直泣けてくるよ(´;ω;`)

だけどもしここが幻想郷なら、妖怪に襲われるかもしれないから移動するしかないんだよね(´・ω・`)

そしてしばらく歩いていくと一軒の建物が見えてきた。

その建物には角の方に帽子の絵が入った看板があり、看板にはこう書かれていた。【霧雨魔法店】と。

そして僕は、

渉「あ、家がある!良かったァァァァァ!死ぬかと思ったよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

うん、自分で言うのもなんだけど喜び過ぎだねw

まぁ兎に角、人がいるかもしれない民家の入口で一人異常に喜んでいると、声をかけられた。

???「あんたそこで何にやってるのぜ?」

渉「ん?……うわっ!」

???「おわっ!なんだよ急に!びっくりするじゃないか!」

渉「あ、あぁ済まないね。つい驚いちゃったw」

???「それより、あんたの名前は?」

渉「はい?あぁ、自己紹介がまだだったね。僕の名前は時島渉夢、ただの人間だよ。」

???「私の名前は霧雨魔理沙だ!普通の魔法使いだZE☆よろしくな!!」

渉「うん、よろしくね。魔理沙ちゃん!」

魔「え、えぇ!?ちょ!ちゃんなんか付けないでくれよ...///!恥ずかしいから魔理沙でいいぜ!」

渉「分かったよ。じゃあ魔理沙で!」

魔「うん、それでいい!っとそれにしても渉夢は幻想入りしたのか?」

渉「ん?いや、違うよ。実は.........。」

僕は、紫さんに会ったときから今までのことを話した。

もちろん僕の家族のことは言ってないけど。

魔「まぁ渉夢が無事だったから良かったのぜ!……よし、渉夢!すまないがちょっと付き合ってくれ!」

渉「え?ちょ...!うわぁぁぁぁ!」

こうして僕は魔理沙のホウキに無理やり乗せられ飛んで行った。



~ 博麗神社 境内 ~



ここは博麗神社。

その境内で巫女であろう少女が神社の賽銭箱の中を覗いていた。

???「はぁ、今日もお賽銭なかったわ。どうしたらいいのよ!後2~3日で食費が尽きそうなのにぃ!はぁ、お茶でも飲もうかしら。」

ある意味で実に生々しい話である。

とにかく、少女は生々しいひとり言を言い放った後、神社に入ろうとした時、突然空から声が聞こえてきた。

魔「おーい!霊夢ー!」

霊「あら魔理沙じゃない。煎餅ならもう無いわよ?」

魔「え!?あれもう無いのか!?ってそうじゃない!なぁ霊夢、紫の奴知らないか?」

霊「紫?紫ならさっき来てたわよ?あんたにしては珍しいじゃない、紫を探すなんて。なんかあったの?」

魔「ああ!一発やらなきゃ気が済まないんだぜ!」

霊「まったくあんたってやつは……で、さっきから空気同然です、みたいなそこのあなた。名前はなんていうの?」

渉「へ?あ、えっと僕の事ですか?」

霊「そうよ。あなた以外に誰がいるの?」

はい、そうですごもっともデス。

渉「えっと僕の名前は時島渉夢、よろしくね。」

霊「へぇ、渉夢っていうのね。私の名前は博麗霊夢よ。博麗の巫女で妖怪退治が仕事よ。」

渉「霊夢さんですね。分かりました!」

霊「見たとこ渉夢はここに来てまだそう長くないみたいね。私がいろいろ教えてあげるわ。中でお茶でも飲む?」

渉「はい、頂きます。」


そして僕は霊夢さんからいろいろと教えてもらったんだ。

幻想郷の事や弾幕ごっこ、スペルカードシステムの事だったり空の飛び方やスペルカードの作り方、さらに弾幕の張り方も教えてもらい、とりあえず弾幕ごっこができる状態までになっていたよ。

気がついたらもう日が暮れ始めていた。

霊「ふぅ、今日はここまでね。渉夢!あなたなかなかの腕してるじゃない!これならその辺の妖怪なら退治出来るわよ!」

魔「そりゃあいいかも知れないが、渉夢。どうするのぜ?お前住むとこ無いだろ?」

渉「あ、そっか!やっべ!どうっしよっかなぁ~。」

霊「言っとくけどうちは無理よ。あと2~3日で食費が無くなるもの。」

うん生々しい、実に生々しい。

魔「うわー。霊夢、生々しいなその話。」

魔理沙も同じ事を思ったようだね。

霊「なによ、うるさいわね!じゃあ魔理沙、あなたの家ははどうなのよ?」

魔「アタシも無理なのぜ理由はノーコメントするぜ!」

霊「あなたも人のこと言えないじゃない!」

渉「まぁまぁ、二人ともありがとう!でも大丈夫だよ。どっかその辺に場所探して、自分で立てることにするよ。」

霊「でもどうやって?場所があったとしてもどうやって立てるの?」

渉「僕の能力を使えばいけるよ。」

僕がそういった時二人がびっくりした顔でこう言ってきた。

霊&魔『えっ!あなた(渉夢)、能力持ってるの(か)!?』

渉「う、うん持ってるよ。そう言えば言ってなかったね。僕の能力は【あらゆる事実を上書きする程度の能力】と【ありとあらゆる武器を具現化し操る能力】だよ。」

霊&魔『うわっ!なにそれチートじゃん!』

うん、その気持ちすっごい良く分かるwww

と言うわけで魔理沙が帰ったあとに僕は博麗神社を出てからしばらく歩き、ちょうどいい場所があったのでそこに家を建てることにした。

渉「ふぅ、能力発動!【目の前の空き地に一軒家が立っている事実を今ある事実に上書き】!」

能力を発動した。すると目の前の空き地に見事な一軒家が立っていた。

おったまビックリ!便利だなぁこの能力www

渉「よし、とりあえず風呂入って寝ようかな。」



こうして僕の幻想郷での生活がスタートしたのだった。

......この先大丈夫かな?(^ω^;)



第3話

渉夢と魔法少女と博麗の巫女


~END~

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