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【プロットタイプ】中途半端な疲労

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


注意事項2

自分でも何書いてるのか分かんないや。

普段、何かしらしていないと精神に問題が生じるタイプの人間ではあるが、体力がそこまである訳ではない。だから放浪が続くとすぐに草臥れてしまう。

本日三連休、三日目。炎天下によって齎された疲労感は、既に頂点を迎えていた。


ソファで寛いで淡々と文字を打っていると、風呂上がりの鏡花が隣に座って来た。相も変わらず色気の欠片もない出で立ちで、体の火照りを冷ましながら、グリグリと肩口に額を押し付ける。

この状況下から、鏡花の今の状態を推測する。

浅瀬か深海で言ったら深海寄り。三連休の最終日の為、疲労もそこそこ蓄積されている。そしてその二つが合わさると、その憂さを腹すべく、厄介な行動に出るだろう。

余り刺激しないよう、様子を伺っていると、間延びした声を上げた。

「るーいーたーんー」

何だやかましい。

「膝枕してー。もしくはお布団で添い寝ー」

餓鬼の我儘の様な言葉を受け、膝上にあった端末と手を上げる。すると倒れ込む様に、雪崩込む様に、すとんと体を流し込んだ。男の硬い膝上を枕代わりにし、突っ伏したまま伸びをする。

完全に疲れ果てていたら、その場で爆睡。動く余力があるならば、即座に行動。中途半端に疲れ果て、思うように体が動かせないせいか、非常にもどかしいのかも知れない。

「何したいんだ。お前は」

お前が行動しなくては出来ない物が殆どだろうが。

「えー。アーモンドチョコ食べたい。ナタデココゼリー食べたい。美術書読みたい。ゲームの周回したい。小説書きたい。お昼寝したい。瑠衣たんに襲い掛かりたい。痛い!! 痛い!! 痛い!!」

前半は俺が動けば叶えられる願いであった。少し頭を退かして、冷蔵庫とテーブルに移動すれば良いだけの話だった。しかし最終的な要望が全てを台無しにする。だから背中に指を立て、ツボでも押すように、グリグリと刺激を与える。

「気が変わった。一人で寝ろ」

「ヤダー!! 歯が痒いんだって。特に奥歯の後ろ。だから手直にある瑠衣たんの肩にでも噛み付けば万事解決だと思って」

話の筋が通って居ない。眠さにかまけて思考が乱立しているのだ。これは推測した通り、深海だと判断した。だから頭を上げさせ無いよう、頭部に手を置いて黙って梳く。

「寝てろ。一日はまだ残ってんぞ」

漸く覚醒モード。

前に比べたらまだまともな書けるかな。


連休あるあるなんですが、中途半端に疲れてくる。

ツケは何処に来るかと言われたら、早朝。

では日中は? と聞かれたら、物凄く中途半端に疲れる。


それがもー、もどかしい。

もどかくしくなると、奥歯が痒くなるんですよ。

生き物の歯の生え変わりの時期って、痒くて仕方ないらしいんですよ。だから噛み癖が酷くなる。

あの感じ。


言うこと聞いてあげようと思った矢先、『噛む』なんて言われたらそりゃー、瑠衣じゃなくても気が変わるよ。


明日から平日かー。稼がないとー。

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