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Sacrifice Diary  作者: 那泉織
1/11

それはあまりにも突然に


誤字、脱字がありましたらすみません。


それではどうぞ。


ご意見、ご感想等お待ちしています。




 今年は何にしようかな?



 私、暁山朱音(あきやま あかね)は考えながら大通りを歩いていた。




 私の考え事って言うのは、お母さんへの誕生日プレゼントのこと。


 小さい頃にお父さんを病気で亡くしてから、お母さんは私を一人で育ててくれた。


 私はそんなお母さんのことを尊敬しているし、大切に思ってる。だから毎年、お母さんの誕生日には感謝の気持ちを込めて贈り物をしていた。





 去年はハンカチ、その前はポーチ………。





「あ、今年はお弁当箱にしようかな?」





 少し前にひびが入ったってお母さんが言ってた気がする。

 うん、そうしよう!




 プレゼントを決めた私は駅前のデパートへ行くことにして、途中にある信号が青に変わるのを待った。




 赤のランプが青に変わり、横断歩道を歩き始めてすぐのこと―――。






「危ないっ!!」






 誰かの鋭い声がした。



 視界の端に映ったのは私の方へと疾走してくる車の姿…………。





 思考の停止した私の目の前は突然、真っ黒な世界に塗り潰された―――――。






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