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【改稿版】十一の獣は魔王と共に  作者: 九重楓
第四部 19章 今度は、私が

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07

 劫火(インフェルヌス)はまだ距離がある。まずは懐から放たれた屍の鎧の戦士の一閃に意識を向けた。最速に至る前に一閃を両手で受け止める。「サナ」の焼却(ウロ)と同等の熱を放つ屍気纏う(ドミナーリ・グラディ)異形の大剣(ウス・インフェルヌス)は、その刃を掴むウガルルムの掌を焼いていく。


 受け止める彼女に、どこからこのような力が出てくるのかと、屍の鎧の戦士は顔を歪めた。


 ウガルルムは屍気纏う(ドミナーリ・グラディ)異形の大剣(ウス・インフェルヌス)を掴んだまま、屍の鎧の戦士を持ち上げる。既に劫火(インフェルヌス)は眼前に迫っている。時間はない。


「お前たちがぁ、死ぬんだよぉお!」


 屍気纏う(ドミナーリ・グラディ)異形の大剣(ウス・インフェルヌス)を握ったまま持ち上げられた屍の鎧の戦士は、彼女の意図を理解した。しかし彼は不敵な笑みを浮かべた。


「お前は本当に馬鹿だな」


 屍の鎧の戦士の小さな罵声を聞きながら、ウガルルムは彼を屍気纏う(ドミナーリ・グラディ)異形の大剣(ウス・インフェルヌス)ごと、劫火(インフェルヌス)へと投げ飛ばした。その掌は焼け爛れている。


 屍の鎧の戦士が劫火(インフェルヌス)と衝突すると巨大な爆発が起こった。それはこの山脈(戦場)にいる全ての者が確認できるほど巨大な爆発だ。だからだろう、やっと終わったとウガルルムが気を抜いてしまったのは、そして、







「生き物が爆発するわけないだろぉお? 馬鹿(ばぁか)!」


 その聲に恐怖してしまったのは。

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