407/480
06
そして、時は戻り、「サナ」に依る法国陥落後。王国と法国の国境山脈に配置された砦にて。
「姉さん、勇者様のご登場だ」
砦の屋外で法国側の様子を監視していたウガルルムが「異世界勇者」の一団を発見し、クサリクの用意した通信用水晶板で、すぐさまムシュマッヘへと連絡する。
「了解した。そのまま監視を続けてくれ。臨戦態勢は解くな」
「りょーかい。はぁあ、アレじゃあどっちがバケモノかわかったもんじゃないな」
通信を切り水晶板をポケットにしまって、迫りくる「サナ」達に意識を向けた。
そして、時は戻り、「サナ」に依る法国陥落後。王国と法国の国境山脈に配置された砦にて。
「姉さん、勇者様のご登場だ」
砦の屋外で法国側の様子を監視していたウガルルムが「異世界勇者」の一団を発見し、クサリクの用意した通信用水晶板で、すぐさまムシュマッヘへと連絡する。
「了解した。そのまま監視を続けてくれ。臨戦態勢は解くな」
「りょーかい。はぁあ、アレじゃあどっちがバケモノかわかったもんじゃないな」
通信を切り水晶板をポケットにしまって、迫りくる「サナ」達に意識を向けた。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。