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攫われた女性たちの 作戦会議? から数日が経った。
「さて、復興の合間合間にはなったけど、とりまサエ姉の編み物が完成しました! なので、料理を作りましょう!」
湖に浮かぶ城の調理場に集まった攫われた女性たちに声を掛けるモーメン。
この場に集まったのは、サエウムとイルムを除いた4人。
「では私とレメウェヌスで料理を」
「じゃああたしとシンで焼き菓子を」
「始めて行きましょうか」
「はい」
数時間後。
「と言うことで、完成!」
料理と焼き菓子が完成した。
帝国の郷土料理であるフレカデレ―ハンバーグのに似た肉料理―とジャガイモやニンジンなどの野菜をごった煮にした、トマトベースのスープであるアイントプフに湖に浮かぶ城の温室で作られた野菜で作ったサラダ。
モーメンとシンが焼き上げたのは、様々な香辛料とナッツがふんだんに使われたアップルパイだ。
どれも帝国では一般的に食べられるものだが、湖に浮かぶ城では今まで出されたことはない物ばかりだ。彼女たちは自らの故郷である帝国の味を知ってもらおうと思ったのだ。




