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【改稿版】十一の獣は魔王と共に  作者: 九重楓
第四部 7章 誰が為の召喚を

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05

 五人が訪れたのは、暴動が起きた帝国西部の山岳地帯だ。そこにあったはずの()()()()()()()()()()()()()()()()()()は何一つとして残ってはおらず、その場所が巨大な墓所として整備されていた。

全てが、バシュムと帝国兵によって弔われたのだ。身元の確認は不可能であった為、帝国国民の大多数からの献花が贈られた。


「こんな場所に何で連れて来た?」

「一体ここに何があると言うんだ?」


 アンシャルとキシャルが口々に言う。

 墓所と成り果てたこの場所でエンリルが何をしようとしているのか、何が為せると言うのか、それを問う。


「この場所で、()()()()()を行います」


 墓所を前にエンリルは言ってのけた。そんな彼の言葉に誰よりも先に反応したのは、普段口数の少ないエレシュキガルだった。

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