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【改稿版】十一の獣は魔王と共に  作者: 九重楓
第三部 エピローグ

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「さてと、我々も行動を開始しましょうか」

「やっとってこと? 全く遅いっての!」

「煩い。別に遅くないし……」

「煩くないし! てかボソボソ喋んな、キモイんだよ!」

「ボソボソ喋ってないし………キモくないし……」

「こらこら、喧嘩しないでくださいね」

「はぁあ? ()()()()()()()がキモいのが悪いんでしょ! ――――」

()()()()()が煩いのが悪いんだし……――――」

「「――――()()()()もそう思うでしょ?」」

「はいはい、どっちも悪いですよ。ほら、行きますよ」

「むー! ………はぁあ、はいはい、りょーかい!」

「…………わかった」

「いざ、()()()()()


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