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【改稿版】十一の獣は魔王と共に  作者: 九重楓
第三部 8章 「偽・十一の獣」―5

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 銀雷が金焔を割るように突き進む。確実にその貫通性が金焔を貫いている。二人の獣はそれを見守る。自らの手を離れた弾丸には誰も手を出せないのだから。

 しかし金焔を貫かれているルーナだけはその限りではない。


(負けるわけには、いかねぇんだわ)


 金焔へと魔力をより多く注ぐ、躰中にある魔力が涸れてしまうことなど厭わない。

 それが愛した女の為ならば、ルーナには自らの躰の崩壊など考える必要さえなかった。

 金焔を割いて進む銀雷が軋む。


「ごめんなさい……母さ―――――」

「もうしわけございません………お母さ――――」


 銀雷は粉々に砕け散り、金焔は二人の獣を言葉と共に消し去った。


【ふぅ………当分は働きたくねぇな】


 パタン、と倒れた。

 その姿は既に竜種ではなく、ふわふわの真っ白な一匹の小さな獣だった。



 二人の召喚獣は地に伏せながらもその役目を果たした。

 二人の獣は消え去り、魔生物(マギリア)は九相の先に果てた。

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