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【改稿版】十一の獣は魔王と共に  作者: 九重楓
第三部 3章 願いと邂逅

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06

 六人の前に、それぞれ数人の青年たちが立ちふさがった。



「「偽・(ウェールス)十一の獣(ベースティア)」が長男、プセドテイ」

「「偽・十一の獣」が次男、メンダキオルム」


 ムシュマッヘとウシュムガルの二人の前には、執事服を纏った金髪紅眼の細身の青年、執事服を纏った黒髪紅眼の青年。



「「偽・十一の獣」が三男、イニクィタティス」

「「偽・十一の獣」が四男、ウルトレス」

「「偽・十一の獣」が五男、プラエスティ」


 ラハブの前には、赤毛の長髪をオールバックにした上半身裸の筋骨隆々な男、激しく跳ねた銀色の長髪で水兵のような服の幼い少年が二人。一人が青色の瞳、一人が緑色の瞳。



「「偽・十一の獣」が六男、アエリアエ」

「「偽・十一の獣」が七男、フリアエ」

「「偽・十一の獣」が八男、クリミナトレス」


 咲和の前には、猫背の酷いボロボロの腰布だけを纏った焦げた赤毛の少年、黒髪を巻きツインテールにしたゴシックドレスを着た少女のような少年、坊主頭で両頬に入れ墨のある着物に似た服を着た青年。



「「偽・十一の獣」が九男、テンタトレス」


 バシュムの前には、蛇の頭を模した面を付けて、両腕には籠手とそこから伸びる鉤爪を装備した男。



「「偽・十一の獣」が十男、マレフィキ」

「「偽・十一の獣」が十一男、アポスタタエ」

「「偽・十一の獣」が十二男、インフェデレス」


 クサリクの前には、側頭から上に向かって角の生えた紫色の髪の青年、神父のような格好をした目の下に濃い隈のある黒髪の男、緑色の髪に燕尾服にハットと言う出で立ちの糸目の青年。



「「偽・十一の獣」…………そう言うことですか」


 咲和は独り言ち、その他五人は目の前の獣を睨みつけた。

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