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教室の王


 目が覚めると、オレはベットの上に寝かされていた。

 体を起こすと・・・起こすが、何やら感覚がいつもと違う・・・なんというか、軽いというか、低いというか・・・


「アナタが小学生の身体になったからよ。」


 起こした身体の隣に、見覚えのある生物・・・もとい、天使の姿が。


「いろは、といったか。・・・いろいろ確認したいから、情報はたくさん欲しいが、まず訊かせてくれ、若者に転生して青春をやり直す、とは聴いていたけど、小学生からなの?」

「でも6年生だから。」

「いや、学年とかを聴いてるんじゃなくて・・・小学生くらいじゃ青春っぽいことなんてないだろ。」

「そう思うのはアナタ・・・鋼君が、“童貞”だからよ。今どきの小学生は初体験とまではいかなくても、男女交際なんてそこまで珍しくないのよ。」

「・・・・・・・・・・・・いやいやいやいや・・・!!」

「・・・マジよ。」

「・・・・・・ぃゃぃゃ・・・」


「・・・はぁ・・・ここに、主要都市の一部の教育委員会が調査したデータがあります。このデータによれば、小学生で“交際”という位置付けの男女は平均25%、という結果です。」


「・・・・・・。」

「・・・データには逆らえない感じ、おっさんっぽいわね。」

「データの取り方とか、腑に落ちない部分が全くない訳じゃないが・・・、オレの知ってる鼻水垂らして缶蹴りをしてるだけの小学生というイメージが時代遅れなのはさすがに認めないといけない状況なのは理解した。」

「・・・言い回しのうっとおしい小学生だこと。」


 いろはのヤジを流しつつ立ち上がる・・・


「お、おぉ!!小さい!!身長も、手も・・・こりゃすごい・・・」


 ちょっとテンション上がるなコレ!!


「どういう理屈でこんなことできるんだか・・・-----うっ!?」


 ひょこひょこと身体の感覚を確かめるオレに衝撃が走る。


「・・・関節が、痛い・・・腰も若干の動き難さがある・・・だと!?」


 キッ、といろはを見る。


「外見は完全に小学生で、脳は大人のまま、別に要所要所が大人のままでも不思議ではないでしょ。」

「なんだよ・・・ハリボテかよ・・・」


 見た目は子供、頭脳は大人(完熟)、節々(ふしぶし)もジジィ・・・そりゃ、名探偵も身体能力はキメ台詞で明言してないけど、アッチのバーローは小学生の身体能力じゃんかよ・・・


 そんなツッコミを入れつつ、オレはふと気が付く。


「ここ、どこの部屋?」

「いや、さすがに住まいは移すわよ。爺さんの志賀草鋼の家に子供の志賀草鋼がいたらややこしい・・・というか、知り合いがいたら厄介でしょ。ここは前の住まいの湘南から遠く離れた場所、北埼玉よ。」

「遠く離れてないっ!?高速使えば車で2時間じゃん!!」

「だって、いろはは転生はさせられるけど、瞬間移動はできないもん。あんま遠くだと運ぶの大変じゃん。」

「えっ!?オレ、いろはにハンドキャリーされてここまで来たの!?」

「自動運転って楽でいいわよね。」

「車だったの!?しかも楽って言うならもっと遠くに運ぼうよ。なんで妥協しちゃったんだよ!?というか、いろははそのマスコットみたいなナリで車運転できるんだ。」

「まぁね。」


 自信満々に言うといろはは目の前で発光し、その外見が大きくなり・・・人間の外見になった。20代後半くらいの女性の姿、髪も長く、身長の高いモデル体型、さっきまでチンチクリンなマスコットみたいな姿だったけど、やっぱコンプレックスでもあったのだろうか。


「こうすれば、運転だってできるのよ。」

「転生できて、変形もできて、でも瞬間移動はできないって、能力の基準がよくわかんないな。」

「ま、そういうことだから、鋼君が子供の時代の時は、いろはが親役をやってあげるわ。意外とそういうのがないとめんどくさいでしょ・・・身元引受人?」

「意味合いはわからなくないが・・・保護者な、保護者。そのワードは禁止で。」


 非現実的な存在のくせに、妙なところは現実的なんだよなコイツ・・・


「さて、それはさておき、いくらおじいちゃんの早起きとは言え、そろそろ出発しないと遅刻する時間よ。」

「遅刻って、どこに?」

「小学生になったんだから、小学校に決まってるじゃない。」

「あ、あー、そういえばそうだった。こういう異動があるときは大抵1・2日は休暇を取るもんじゃないの?」

「大人の理屈は子供には通じませんー。さ、行くわよ。案内するわ。」




 ―――――☆★―――――



 ランドセルを背負い、徒歩で目的地へと向かう。


「徒歩通学ってやっぱ新鮮だな・・・・・・いや、真新しいというかレアな感じに触発されてテンションが上がってるだけで、別に良いとは言ってないぞ。」

「・・・・・・いろは、案内するって言ったことを後悔してるわ。」

「・・・なぁ、今って、何年の何月何日なんだ?」

「地球が何回回った時?・・・とか言った方が子供っぽいわよ。」

「そういうのいいから・・・」

「・・・2016年1月20日」

「いろはがオレのトコに現れたのが2016年の11月だったから、少し時間が経ってるのか。」


 いや、そんなことより・・・


 ビュオォォ!!ゴオオォォッ!!


「寒いわっ!!北風がえげつなくてメッチャ寒い!!」

「寒いのはいろはも同じなんだから我慢してよ。」

「くそぅ・・・○ンチュリーで通勤してたあの頃に戻りたい・・・いや、セン○ュリーだけ連れてきたい。」

「小学生の姿で車運転できないでしょ。しかも車の選択がありえないわ。二千万の車を運転する小学生とか、空飛ぶ自転車に乗る子供の方が現実味あるくらいのファンタジーよ。」

「ファンタジーの権化みたいな存在にファンタジー扱いはされたくないな・・・」

「というか、いろは的には車にそんなお金をかけるのが理解できないわ。」

「・・・ちなみにいろはは何でオレを運んできたの?」

「〇-VAN」

「商業用!?・・・・・・そりゃ、考え方が真逆だな。まぁ、オレの発想はまず、金があることが前提だが、フラッグシップ、最上位というものを経験したいんだ。案外コストパフォーマンスで考えると高くないんだよ。・・・ほら、旅行先で“せっかくだから”ってちょっといいもの食べたりしたら以上に美味い、みたいな感じで。・・・天使に説明するたとえじゃなかったかな。」

「あー、わかるわ。」


 コイツは本当に天使なのだろうか・・・?



 ―――――☆★―――――



「あぁ、君が転校生の志賀草君ね。」

「よろしくお願いします。」


 小学校の職員室で担任の吉野川という教員に頭を下げる。

 見たところ三十前後といったまだ若い教員の様だ。


「ん、付いてきなさい。教室に行くぞ。」


 ・・・なんか妙にそっけない・・・?照れ屋か?教師が?児童に対して?


 まぁ、いいや、なんてったってオレは転校生、注目の的、オレの青春はここから始まるんだ。まずはクラスメイトへの自己紹介を華麗に決めよう。


 ガラガラッーーー


「君はあそこの後ろの席だ。」


 シーンッ―――――


 ん?


 6年2組の教室には30人くらいの児童がいるのに、静まり返っていた。


 オレの自己紹介もなかった。

 予想外の展開にトボトボと席へ向かうことしかできないオレの背後で、バサッと紙の束が置かれる音がする。


「それじゃあ、今日の午前中分のプリントだ。」


 教卓に置いた紙の束を指して担任の吉野川はそれを告げると教卓から離れ、教員用のデスクへ腰かけ、スマートフォンをいじり出す。


 児童たちも疑問を持たないのか、各々が教卓のプリントを取りに行き、ペンを執りだす。


 今時は、こういうのが主流なのかな?ゆとり教育が撤廃された後はどうなったか、あまり報道もされてないし、自分で調べようって程の興味はなかったからなぁ・・・



 ―――――☆★―――――



 午前の授業が終わってもなお、吉野川の態度は教師のそれではなかった。

 児童たちが給仕をするように配膳をし、オレが子供のころにあった騒がしい昼休みはそこにはなかった。


 これはさすがに問題行動だろうよ・・・オレがたまたまの場面に出くわしただけとは思えない。何より児童・・・クラスメイトの顔の陰りが尋常じゃない。


「・・・・・・。」


 ・・・オレは大人として手を出すべきか、この期に及んで迷っていた。


 間違いなく現状は普通じゃない、普通じゃない・・・が、社会に出ればこの吉野川程度の暴君など「多い」とは言わないが、一定数はいる・・・。子供たちが社会に出ることを支援するのが学校の役目であるというのは、そういった暴君に対する耐性をつけるのは意味のある事だ。社会人になってから折れてしまって復帰の際に影響が出る・・・。更にはそういった暴君を生まないためにも被害者心理を体験させる意味合いすらある。現代は少子化に伴う過保護が横行していると聞く、この暴君はそんな時代には稀有な存在で、不要と切り捨てるには躊躇いがある。


 吉野川を否定しきれないオレがいて、この普通じゃない状況をどうすべきか迷っていた。


 そうだ、判断するには情報が足りない。もっと判断材料を集めよう。



 ―――――☆★―――――



「ちょいと、そこのお嬢さん。」

「え?私?」


 給食が終わって、オレはクラスメイトの一人に状況を聴くために呼び止める。


「キミは・・・確か転校生の・・・」

「ああ、志賀草だ。」

「志賀草君・・・自己紹介とかなかったからちょっとわからなかった。」

「やっぱあるべきだよな。自己紹介。・・・せっかくネタを考えてたのに・・・」

「あ、ちなみに私は若宮っていうの・・・それで、何か用事?」

「あぁ、吉野川・・・先生についてなんだけど・・・」

「先生・・・」

「若宮さん、そう怯えなくていい。まぁ、そのリアクションでオレの聴きたかったことは大体わかった。」


 やはり児童たちは我慢・・・というか、押さえつけられていたのだろう。


「今まで問題にはならなかったのか?保護者が・・・誰かの親が怒った、とか聞かなかった?」

「一回だけ、ありました。でも、私たちが訴えて、大人が色々してるうちにいつの間にか話がなくなってたの・・・」

「なくなってた?」

「偉い人が来た時とか、吉野川先生、いつもと違って、普通の先生みたいにされて・・・」

「まあ、視察の場面じゃそうするよな・・・」


 事実確認を切り抜けられてたか・・・ま、子供と大人、その辺の捌き方の上手さに差があるよな・・・彼女たちには当然、まだ足りないものが多いのだから。


「その騒ぎの後から、吉野川先生の態度は更に酷くなって・・・今じゃ、普通の授業は全部プリントで、学年共通の授業とかしかやらなくなったの・・・」


 そこも、バレない様にうまいことやっているのだろう。


「うん、だいたいわかった。ありがとう。」


 そうオレは若宮に礼を言いつつその場を後にする。


 さて、彼女らのために、そこはいい、ブレてない・・・だが、どうすべきか、何に主眼を置くか・・・



 ―――――☆★―――――



「・・・ってワケで、オレのクラスがやばっかったわ。」

「そ、それはいろはの所為じゃないよ。」


 初登校を終え、オレは新しい自宅でいろはに状況を報告する。


「オレだってそこまで人の所為にはしないよ。ただ、くじ運どうなってんだ、ってそんな話。」

「・・・・・・それで?どうするつもり?」

「聴きたいんだけど、小学生ってさ、大人になる必要はないよな。無知で無謀で、大人になって赤面するようなことして・・・」


 オレは天使に何を聴いてるんだろうか・・・


「まぁ、わかるよ。若気の至りのオンパレード、ってことだよね。」

「お、おう。まぁ、そういうことだ。」


 ま、まぁ、天使も幼少期があって、成長するんだろうな。きっと。


「その若気の至りを押さえつける上下関係は、不要だからな。」


 それに・・・


「とりあえずは下準備だ。大人は策を多く張るもんだからな。」

「今のアナタは小学生だけどね。」


 オレにとっての最適解を何度も確認しつつ、オレは床に就いた。



 ―――――☆★―――――




 数日後、オレは教室で作文課題「将来の夢について」という題で作文を書いていた。

 この課題は学年共通課題、吉野川もある程度はまじめにこなす必要のある課題だ。

 タイミングを見計らい、オレは立ち上がって吉野川に質問を投げかける。


「先生、ボクの将来の夢は、小学校の先生です。先生に憧れて、そう思いました。もっと、先生のことを教えていただけませんか?」

「そういうのいいから、思ったままに書け。」


 思っていた以上にやる気のない男なんだな・・・


「そういうところが、最高にいいですよね。先生って、楽で。」


「・・・何が言いたい?」


 吉野川は簡単に挑発に乗ってきた。吉野川から見ればオレはただの児童、相手にされなくては始まらない。これでようやくスタートが切れる。


「教師を志す者の多くは、自分が児童・生徒だった時に受けた教育に憧れを抱いて、という動機が最も多い。先生は、教師の何に憧れた?」


 根拠はないが断定する。少しでも会話のマウントを取るために。


「・・・・・・。」

「先生、幼き頃のアナタにとって、先生とは、なんだったのですか?その瞳には、どんな姿が映っていたのですか?」


「・・・王だった。」


 吉野川が語りだす。


「頼りになって、強くて、頭も良くて・・・誰もが自然と付いていく、そんな、教室の、王だった。」


 オレは前世の仕事で、多くの人と関わり、一つの特徴を見つけていた。心理学的に、とかはわからないが、統計的に、人間関係で当たりの強い人間は、自分のコンプレックスを隠す。弱い自分を自分自身にも見えない様にするために強気でいることが非常に多かった。強さを誇示することが、弱さを持っている証拠ともいえるほどに。吉野川も恐らくそうでないかと睨んでいたが、これは当たりの様だ。


「子供の頃、特に何かができたわけでもない凡庸な俺にはそれは衝撃を受けるカッコよさだった・・・」

「憧れだった、と・・・」

「そうだ。」

「それじゃあ、今の先生は、そんな、憧れた教室の王の姿だろうか?」

「・・・・・・。」

「・・・これ以上は何も言わなくてもわかるよな。先生がポンコツでないのなら。」


 俯く吉野川を背に、オレはその場を立ち去った。



「勝手に帰宅する小学生がどこにいるのよ・・・」

「いろは・・・見てたのか。」

「もう少し、鋼君には小学生らしさを身に着けてもらうべきだったと、後悔してるわ。」

「十分小学生だろ・・・童貞だし。」

「ホント、そういうところ。」


 いろはに悪態をつかれつつ、オレは変わる明日を期待していた。



 ―――――☆★―――――




 翌日、始業前の教室はかつてない緊張感に溢れていた。オレへの視線も心なしかキツく感じた。


 ―――――ガラッ


「・・・みんな・・・おはよう・・・・・・それから、これまで、偉そうに踏ん反り返って、怖い思いをさせて、悪かった。・・・ごめんなさい。」


 教室へ入ってきた吉野川は教壇に立つと、神妙な面持ちで、そう頭を下げた。

 オレもその姿を見て安堵する。オレのやったことがうまくいったことにではなく、悪いことをしたら謝る、その基本がまだ吉野川にあったことに。


「一時間目は体育だ・・・みんなで、ドッジボールをしようか。」


 ワアァァッ!!


 ようやく、このクラスに活気が生まれた。


「ほら、志賀草君も!」


 前に話を聴いた若宮さんがオレに声をかけ、オレもそれに従って教室を出ようとする。


「・・・・・・・・・。」


 そんな活気の中で、一人だけ今までのどんよりした空気を持つ子にオレは目が行った。伸びきったボサボサの髪に痩せ切った身体・・・今まで教室全体がどんよりしていて気が付かなかったけど、アレはもしかすると・・・


「志賀草君?」

「あ、うん。今行く。」


 空気の読めるオレは、ひとまず若宮さんの呼び声に従って校庭へと出て行った。

 ドッジボールとか何十年ぶりだろうか・・・と年甲斐もなくワクワクしていた。



 ―――――☆★―――――




 その夜、オレは部屋のPCで動画ファイルを削除する作業を行っていた。


「それ、何の動画?エチエチなヤツ?」

「いろははオレをなんだと思ってるの?」

「童貞」


 コイツ・・・間髪入れずに・・・


「拗らせ童貞」

「なんで言い直した!?」

「違うの?」

「人の姿になったら孕ませてやる・・・!!」

「・・・ハンッ!!」

「鼻で笑うとか・・・」

「ダハハハハハッ!!」

「爆笑すりゃいいってモンじゃないんだよ。」


 ウザい・・・この天使、ウザさが尋常じゃない・・・


「それで?なんのジャンル?人妻?それともせっかく小学生になったんだし、ロリ?」

「違うよ。まずエロから離れてよ。・・・見てみればいいだろ。」


 そういって、まだ消してない動画を再生する。


「これは・・・教師の隠し撮り映像・・・盗撮か!?」

「言い方っ!!」

「・・・先生の横暴動画ってところ?」

「まぁね、念のための保険としてね。これをしかるべきところに出せばある程度は解決すろうだろうし。」

「抜け目ないわね・・・」

「中身は完熟しきった大人ですから。」

「・・・というか、最初っからそれを出せば一発だったんじゃないの?」

「まぁ、そうなんだけど・・・なんていうか、児童、クラスメイトは当然だけど、吉野川もオレからしてみれば子供みたいなモンだから。」

「教師も成長させるために、排除は後回しにした、と。」


 まぁな。だから、オレは吉野川の反省の様子に安堵したんだ。


「・・・それよりも、あの子だ。」

「あの子って?」


 オレは、今日気になったこのことをいろはに報告する。


「みんなが年相応に振舞うようになって浮き彫りになった子がいた。」


 今日、ドジボールの後に若宮さんに少しあの子のことを聴いた。


平尾ヒラオイチというらしいあの子は、恐らく虐待を受けている。」


 イチというあの子に何ができるか考え、夜は更けていった。


どーも、ユーキ生物です。


引き続きお読みいただきありがとうございます。


ユーキ生物の作る物語は大なり小なり暗い部分があるのが定例なのですが、今回は日常ラブコメということで明るい展開を期待された方はいらっしゃいますでしょうか?

そんな方々に安心してもらえる第一話ラストだったと思ってます。

どうやら私はそんな話しか書けない様です。


さて、今回は毎日投稿の片鱗を、ということでプロローグの翌日に投稿しましたが、次はまだ仕上がっておりません。完成度にするなら7割くらいでしょうか。もし次の予告投稿日までに早めに進んで書き溜められれば次の次の投稿が早まる形にします。


次回は11月8日㈮の投稿を目標にします。

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