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常備兵

長い説教を受けてから数日、俺は城で書類の山に囲まれていた。

「一気にやってしまったのは良いけど、報告書がこんなにもなるなんて」一人ため息をついて報告書の確認をしていた。

流民の方は今のところ問題なし、道具製作は手押しポンプで少しつまずいている。他の道具は順調、幸盛の方は...見なかったことにしよう。

幸盛の報告書を見てまた深いため息をつく。

「弩を使って強化しろとは言ったが兵士を更に増やせとは一言も言ってないはずだけどな」


幸盛の報告書の内容

義久様の指示通り弩を使った訓練を始めたが皆すぐに出来るようになったのでさらに人数を増やし斬り込み隊の編成を行った。

数は弩、弓隊三百人、斬り込み隊五百人


「誰が八百人の禄を出すんだ」俺はまたため息をついた。

「久家の様子も見に行くか」

現実から逃げるため視察に行くことにした。

幸盛にどこにいるか聞くと

「たしか体力をつけさせるために行者山に行くって言ってました」

行者山は城から三キロと離れていない所にある小高い山だ。

「わかった。幸盛、今から久家の所に行くから護衛を頼む」

「かしこまりました」

幸盛と護衛?というか勝手に集めた斬り込み隊五百名が付いてくる。

「幸盛、三百人はこっちで禄をわずかに出すがこの五百名はどうするつもりだ?」

「私の私兵とします」幸盛はそう言う。

「お前はまだ初陣をしてないのにもう軍を持つのか」俺は少し呆れた。

「この者達が私の最強の兵士になるでしょう」そう自信を持って幸盛は言っている。

「それではいつか久家の鍛えた常備兵と競わせてみたいな」

話をしている間に行者山に着いたのであった。

「久家はいるか」そう言って訓練してる者達に聞いた。

「義久様、わざわざ申し訳ありません」そう言って奥から久家は出てきた。

「訓練の様子はどうか?」

「まだ、体力も少なく技術も未熟で今のままでは屯田兵と変わりません」久家はそう言って申し訳なさそうに言う。

「なら、実戦向けの訓練をするしかないな。ちなみに何人集まった?」

「千人です。集まった人数が多かったので選別をして決めました」

「なら、今度から試し合戦をするか」

「試し合戦ですか?」幸盛は聞いてくる。

「そうだ。実際に訓練用の武器を使い戦をするのだ。実際に戦と同じようにするから訓練でもけが人が出るのが難点だが仕方ない」俺はわかるように説明する。

「久家、軍を二つに分けて試し合戦を行え。幸盛、お前の私兵も一緒に行わせろ。その方がいい訓練になるだろう」

「はは!」二人は返事をし、試し合戦について話すのであった。


幸盛は勝手に兵士を増やしたけど現実的に出来るのだろうか?

常備兵って金がかかるので難しいですね~

感想などありましたらよろしくお願い致します

返答はできる限りのしていきます。

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