気が付いたら転生してた!!
基本ウィキペディアの情報をもとに書いています。
色々時代に合わないことも多いですが、そう言いう物語だと思ってください。
気が付いたら戦国時代
気が付いたら戦国時代
ここはどこだろう。確か農作業をしていて頭が痛くなったから休もうとしてたはずだが。
休む前は畑のそばの木陰にいたはずがどう見ても今は建物の中だし何より古い。
とりあえず、今までの事を思い出そうとすると違和感を覚える。
「あれ?こんな記憶なんてないはずだけどな?」
記憶を思い出そうとするとなぜか違う記憶も出てくる。
会う人に「義久様」と呼ばれる記憶。
おかしいと思いながら記憶を思い出していく。
まず思い出したこと。自分が尼子義久ということ。そして、今が弘治三年(1557年)で浦上政宗への尼子家からの援軍総大将として天神山城に来ていたが敗北し、その撤退戦の中、敵の弓矢によって落馬し意識を失っていたことを思い出した。
「もしかして逆行転生か!」
元々、歴史や転生、逆行転生ものの物語が好きだったのでつい、叫んでしまった。
すると扉を挟んだ廊下の方で大きな足音をたてて部屋の前にきた。
「義久、気が付いたか!大事ないか?」
そういいながら入ってきたのは現尼子家当主である尼子晴久、ようは父上だった。
「父上、援軍の総大将を任されながらこの体たらく、申し訳ありません。」俺はそう言い頭を下げた。
「今回の敗北は毛利に勢いをつけさせることとなった。恐らく毛利は間を置かず石見に攻め込んでくるであろう。」父はそういうと苦い顔をした。
「だが、お主が無事で何よりであった。次負けねば問題はあるまい。」父はそういうと部屋から出て行った。
俺はこれからどうするか一人考え、一つの考えに至った。
「せっかく転生したけど尼子って、最後は毛利に滅ぼされるんだよな。義久は幽閉させられたはずだし何が何でも滅ぼされないようにしないとな!」
転生もの小説と歴史が好きなので、一人生き残るために抗うために今後どうしていくか考えていくのであった。
初めまして、現実逃避と言います。
初めての挑戦ですので温かい目で見ていただけると助かります。
更新は不定期ですが最低でも月1で投稿出来たらなと思いますのでどうかよろしくお願い致します。