冬を越え
春めいた風にこの手をひかれ
僕は緑に溶け込んだ
だけれど綺麗に混ざらない
肌をくすぐるつぼみ達に
はじき出された僕は独り
風よ 僕を騙したな
春などまだまだ程遠い
目覚めない僕は帰ろうと
立ち上がった、その時に
丘の上にうずくまった
女の子がポツンと独り
ふいに吹いた北風が
あの娘をこの髪を少しだけ
可愛らしく揺らして見せる
ああ、なんだろう この気持ちは
家に向かってたこの足が
君へ向かって前後する
風は世界に僕にしか
見えない春を届けてた
春めいた風にこの手をひかれ
僕は緑に溶け込んだ
だけれど綺麗に混ざらない
肌をくすぐるつぼみ達に
はじき出された僕は独り
風よ 僕を騙したな
春などまだまだ程遠い
目覚めない僕は帰ろうと
立ち上がった、その時に
丘の上にうずくまった
女の子がポツンと独り
ふいに吹いた北風が
あの娘をこの髪を少しだけ
可愛らしく揺らして見せる
ああ、なんだろう この気持ちは
家に向かってたこの足が
君へ向かって前後する
風は世界に僕にしか
見えない春を届けてた
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