after live。
次の日。ルキアくん達が帰るので、ホテルをチェックアウトする前に、ルキアくん達が泊まってるホテルに行った。
ロビーで、待ってると、ルキアくんが出てきた。
「社長さん。来てくれたんだ」
ルキアくんは、嬉しそうに言った。
「昨夜、オレ、あんなこと言って、リョウタさん怒ってた?」
一応、ルキアくんは、リョウタのことを気にかけたみたいだった。
「んー。少し拗ねたけど、大丈夫よ」
「ありがとうございました」
メンバーが私に、お礼を言った。
「今度さ。東京来てよ。ライブやろう」
ルキアくんが、車に乗り込む前に言った。
「そうだね」
「社長さん。ありがとう。ライブ、すげー楽しかった」
そういって、ルキアくんは私にハグをした。
ルキアくんは、車に乗り込んで手を降った。
ルキアくん達の車が遠くなって行くのを、私は見ていた。
「どこ行ってたんだ?」
マンションに帰ると、起きて私がいなかったからかリョウタが不機嫌に言った。
「ルキアくん達を見送りに行った。ここまで来てもらったんだし」
「ふーん」
あんまりリョウタの機嫌が直らなかったが、恭ちゃんが、幼稚園終わるまで帰りたかったから、リョウタに早く帰ろうと促した。
「ママー」
幼稚園に迎えにいくと、私を見つけると恭ちゃんは、走ってきた。
「恭ちゃん、ごめんね」
すぐに恭ちゃんを抱き締めたかったが、また保育士さんに注意されるので、押さえた。
「笹原さーん。昨日、ライブ最高でした」
聡くんのママと、道郎くんのママが来た。
「えっ。来てくれたんですか。ありがとうー」
「日曜だったから、子供を旦那に頼んで、道郎くんのママと、二人で行きました」
わざわざ都会まで、見に来てくれたんだ。それは嬉しい。
「ルキアくんって、可愛いですねー」
道郎くんのママが言った。
「リョウタさん、ルキア、惚れやすいから気にすることないですよ」
飲みに行ったときに、駿くんが言った。
「で、飽きるのも速いから。オレが彩と、付き合ってても、彩を口説いてたから、ルキアは、好きになったら人の女だろうが関係ないんですよ。」
「でも、ルキアくん。若いから。京子、告白されて、嬉しそうにみえた」
リョウタは、言った。
「悪い気はしないだろうな。かなりイケメンだし。でも、ルキアくんも、お酒飲んでたし、ライブのあとで興奮してたし、勢いで言ったんじゃないかな」
真吾くんが、言った。
「でもさ、ルキア、言ってたさ。東京でライブやるって。東京かー。久しぶりに東京で、ライブやりたいな」
カンジくんが言った。
「東京か。オレ、25歳の時、東京でライブやりたくて、上京しようと思ってた時があった。」
リョウタが言った。そういえば、あったね。私が、止めたような気がする。
「会計です」
閉店の時間なのか、店員が会計票を持ってきた。
「あっ。今日は、オレが払うよ。京子が、ライブお疲れさまって、みんなに飲んでもらってと、お金をよこしたから」
私は、真吾くんにも、マネジャーとして、だいぶ手伝ってもらったし、リョウタが飲みに行くときに4万円渡した。
「京子さん、カッコいいー。これじゃあ、ルキアくん、惚れるのも仕方ないね」
真吾くんが、言った。
私は恭ちゃんと、ずっと一緒にいた。3日も一緒にいれなくて、ごめんね。恭ちゃん。
恭ちゃんの寝顔をリョウタが帰ってくるまで、ずっーと見てた。
「たらいま」
「おかえりー」
リョウタが、飲み会から帰ってきた。
「ルキアくんに告白されて、嬉しかった?」
リョウタが聞いてきた。
「まあ、あんな若いルキアくんに言われて嬉しいけど。でも、私の反応見たかったじゃないかな。そんな感じ」
「でも、京子、ルキアくんをライブさせるために、一生懸命だったじゃないか。あんな、でかいハコで、ライブなんてさ」
リョウタは、ちょっと拗ねてみせて言った。
「なに言ってんのよ。そりゃルキアくんにもライブさせたかったけど、リョウタのためだよ。リョウタに大きいライブハウスで、やって欲しかったから、頑張ったんだよ」
リョウタは、嬉しそうに笑った。
「リョウタ。Avid crown、東京でライブやろう」
私は、リョウタの夢だった東京で、ライブやることを叶えさせてやろうと思った。




