ミィーティング。
水曜日の店休日の夕方にスタジオに集まって打ち合わせをした。
新曲発売に向けての打ち合わせである。
ドラマの主題歌になるので、先方の要望も取り入れなくてはならないので、MVの構成も話し合って出して、あとは、許可をもらう。
今までみたいに勝手に作って、youtubeにアップするわけにも行かない。
かといって制作費を抑えたい。
大掛かりのセットなど、まず無理だ。
「バラードだから、スタジオで演奏するだけか?」
「そりゃー味気ないしょ。バラードだから壮大な感じにするとか」
「壮大となると、金かかりそうじゃないすか」
メンバーから色々意見は出ているが、これと言った決めてはない。
「あっ。山は?あの地元の山に、草原あるよね」
リョウタが言い出した。
「あー。あの〇〇山ね。広いし、いいかもね。」
真吾くんが言った。
確かに壮大なイメージはある。
スタジオで、ただ演奏するMVよりいいだろう。
「じゃあオレ、早速、市役所に許可取りますよ」
そう言って、真吾くんは市役所に電話をかけた。
あとはCDジャケットか。
メンバーの写真にするか、メンバーなしのジャケットにするか。
「メンバーありの写真のほうが、いいでしょー。この三人イケメンなんだから、そこを強調しないと」
真吾くんが言った。
「今はイケメンが好きなのは女子だけじゃないですよ。男だって、イケメンでカッコいい男に憧れるので、顔出しは、ありです。」
真吾くんの言うことは的を得てる。
新曲のプロモーションは、この県だけでいいだろう。
テレビ局の理恵とタウン誌の慶子に、その辺はお願いして、裕太くんがFMでラジオやってるから、番組で新曲をバンバンかけてもらってと。
あとはライブ。
「都会で?地元で?」
リョウタが、どちらが良いかといいだした。
「まずは地元でミニライブやりましょう。甲斐くんの倉を借りて、新曲披露する形にして、あとは大体的に都会でRSKのワンマンやりましょう」
私はライブの予定をざっーと言った。
「真吾くん、ライブの日程と会場押さえをお願い」
「わかりました。早速手配します」
真吾くんもマネジャーとして、かなりの敏腕マネジャーになってきた。
私の負担もかなり減ってきたので任せられる。
「新曲売れたらツアーとかやっちゃう?」
カンジくんが、嬉しそうにいいだした。
「そういや、KAITO武道館やるらしいですよ」
駿くんが言った。
「じゃあオレらも、いつか武道館目指して頑張ろう」
真吾くんが言った。
「おー、いいね。京子を武道館に連れていくぞー」
リョウタが立ち上がって、叫んだ。
まるで、甲子園に連れていくぞーみたいだね。笑。




