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無能の少女は鬼神に愛され娶られる  作者: 遠野まさみ


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少女は愛され娶られる(3)





その後里に帰った桜玉は、小夜にお灸をすえて、咲にまた謝った。里の長の側近たる小夜が、人間の咲に名を名乗ったのは、咲を陥れる機会を狙っていたのだろうと、部下である小夜の勝手な行いを謝罪した形だが、小夜の気持ちもよく分かるし、市子たちについては結果として彼女たちの処遇を自分の目で知ることになり、伝聞で聞かされるより、よっぽど良かったと返事をした。




里に帰った咲を泣いて出迎えてくれたのはスズとハチだった。彼らは桜玉から咲の今後について聞かされ、二度泣いた。


ふたりの結婚式はつつましく執り行われ、祝福するあまたの朧が参列した。




「『咲』の名の意味は、巫女が舞い踊り、神を楽しませるという意味だろう。上の神々を安堵させ、鬼神たる私を喜ばせて欲しい」




桜玉は破妖に花咲けなかった咲のことをそのように言い、讃えた。




「桜玉さんこそ、慶祝の神さまだわ」




能無しと言われて過ごしてきた日々が塗り替えられていく。桜玉を始め、スズやハチ、朧たちや里のものに受け入れられながら、咲は新しい生を生き始めた。








行く末健やかに、幸多かれ…………。



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