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第一話 出会い

一部変なところがあるかもしれませんが気にしないでください

ふと目を開けると視界いっぱいに広がる青い空 少年は体を起こし周りを見渡す


??「ここは、どこだ?」


少年は気づいたら知らない場所に倒れていた


その瞬間少年の脳内に記憶がよみがえる


葵(そうだ、俺の名前は葵で俺は戦場でアハトアハトをもろに食らって... 俺は死んだのか? てことはここは天国?いやたくさん人を殺したんだから地獄か? とりあえず現状を確認しよう)


葵はとりあえず自分の状況を確かめる


葵(銃はある、刀もボディーアーマーもその他装備もきちんと持っている)


葵「とりあえずは情報収集だな」


葵はとりあえず人を探しに歩き始める...


1時間ほど歩いたら街、というより里が見えてきた 葵は里に入る


里に入ると早速里の住民と思われる優しそうなおじいちゃんが話しかけてくる


里の住民A「兄ちゃん見ない顔だね どこから来たんだい?」


葵「さぁ、自分でもよくわからない ここはどこなんだ?」


里の住民A「ここは人里だよ その反応を見る限り兄ちゃんも外の世界から来たのかな 博麗の巫女さんの所に行ったら助けてくれると思うよ」


葵(兄ちゃんも?)


葵「その博麗の巫女とやらはどこに行けば会え」


_ぐぎゅううーー


葵「あ」 里の住民A「おや」


その瞬間、葵の腹が鳴る


里の住民A「まずはご飯を食べようか 腹が減ってるみたいだしね」


葵「...すまない」


葵は住民に案内され近くにある店に入る すると店の人の元気いい声が聞こえる


店の店主「ッラッシャイマセー!」


葵「....ラーメン屋?」


里の住民A「最初じゃそう思うよね こう見えてカフェだよ」


葵(カフェのわりにはニンニク臭がすごいんだが...)


里の住民A「大将!アブラナシヤサイカラメマシニンニクマシマシ特盛ラーメン二つお願い!」


店の店主「あいよ!」


葵「やっぱりラーメン屋じゃねぇか!」


里の住民A 「いやいや ここはカフェだよ」


葵「嘘つけ! カフェにラーメンがあるわけないだろ!」


里の住民A「一体誰がカフェにはラーメンが無いと決めた?」


葵「それは..」


葵「」


葵は考えるのをやめた


店の店主「お待たせしました!アブラナシヤサイカラメマシニンニクスクナメ二丁!」


特盛のラーメンが運ばれてくる


里の住民A「いただきます」


葵「....いただきます」


ズルズルズルズル


葵「ツツ⁈ 美味い!!」


里の住民A「そうだろう この店は人里で一番うまい店だからね」


二人はあっという間にラーメンを食べ終わる


里の住民A「今日は私が奢るよ」


葵「いや奢らなくても大丈夫ですよ」


里の住民A「いや奢らせてくれ」


葵「いや奢らな」里の住民A「奢らせてくれ」(鋼の意志)


葵「...アリガトウゴザイマス」


二人は会計を済ませ外に出る


里の住民A「着替えもしたらどうだい? そのよくわからないものを着ていたら目立つよ」


葵は周りを見渡す、確かにみんなが和服を着ていて洋服を着ている人はほとんどいない、その中にヘルメットやボディーアーマーを付けている自分は目立っていると葵は気づかされる


葵「そうですね...着替えはあるので着替えてきます 少し待っていてください」


葵は裏路地に行き私服に着替える その服装は紺のジーパンに黒の長T、焦げ茶の革コートにサングラスを掛け、前キャップをかぶっている


里の住民A(それも十分目立つが...まぁさっきのよりかはマシだろう)


里の住民A「それじゃぁ行こうか、ついてきてくれ」


葵「わかった」


二人は人里の端っこに歩いて行った


里の住民A「博麗神社はこの道をまっすぐ行ったらつくよ 長い階段が目印だ」


葵「ここまで有難うございます それではまたどこかで」


里の住民A「それじゃぁね 人食い妖怪には気を付けるんだよ」


葵(妖怪?)


――—


どれくらい歩いただろうか 山道を歩いて3時間?4時間?ほど歩いているのに一向につく気配がしない 


葵「遠すぎだろ...水もらったらよかったなぁ」


そこからさらにしばらく歩いていたら気づいたら目の前に長い階段があった


葵(階段....これが博麗神社の階段か....)


葵「長すぎだろ...」


葵は日差しに照らされ汗をかきながら階段を上っていく


葵「やっと登り切った... ここが博麗神...社?」


葵は違和感を抱く


葵(おかしい... 神社のはずなのに鳥居がない....でもここは博麗神社のはず、なぜだ?)


考え込んでいる葵のもとにある少女が近づいてくる


⁇「あの...どちら様で?」


葵「ん?あぁ葵という 博麗神社ってここで合ってるか?」


⁇「博麗神社? 違いますよ?」


葵「 」


また やってしまった...


そう葵は方向音痴なのだ それもただの方向音痴ではない地図をもらっても迷い、自分だけ違う地図を渡されたと主張するほどのひどい方向音痴なのだ それじゃぁ今までどうやって任務をこなしていたかって? 部下と同僚に介護してもらってた


⁇「そもそもふつうはここに来れるはずがないんですが...いったいどうやって来たんですが?」


葵「里のじいちゃんに教えてもらった通りに歩いただけなんだが」


⁇「歩いただけで来れる場所じゃないんですけどね... 」


葵「それはともかくここはどこなんだ?」


⁇「ここは白玉楼と言い死んだ霊たちが集まる場所なのですが....あなたは普通に生きてる人間ですよね.... そして申し遅れましたが私の名前は魂魄妖夢です ここ白玉楼で剣術指南役兼庭師をやらせてもらってます」


葵「さっきも言ったが葵だ とりあえず水をくれないか? とても喉が渇いた...ん...d」


その瞬間葵の視界が真っ暗になり顔面から倒れる


妖夢「あ、え、大丈夫ですか? ええと、とりあえず中に」


妖夢は突然葵が倒れたことに驚き、慌てながらも倒れた葵を担ぎ、屋敷の中に運ぶ


―――


葵「...ん? ここは」


知らない天井 意識を取り戻した葵は上体を起こし周りを見渡す


葵(和室か...)


そこに妖夢が襖を開け入ってきた


妖夢「ここは白玉楼の屋敷です 体の調子は大丈夫ですか?」


葵「ああ、大丈夫だ」


葵は妖夢から水が入ってコップをもらい一気に飲み干す


葵「くぅぅぅ! 生き返るぅ!」


妖夢「大丈夫そうですね..」


妖夢「それで、ここに来た方法を教えてもらいたいのですが,本当に教えられた道を歩いただけでここについたんですか?」


葵「そのはずだが...俺は方向音痴でな」


妖夢「方向音痴のレベルではないと思うのですが...」


その時、部屋の外から声が聞こえる


???「あら、お客さん?」


襖が開き入ってきたのはピンク髪の女性


妖夢「道に迷ってここにたどり着いたそうです それと幽々子様、お食事前ですのでお菓子は食べないで下さいと言いましたよね?」


幽々子「仕方ないじゃない、だってお腹がすいたんだもの」


妖夢「今から作りますから我慢していてください 葵さんはご飯いりますか?」


葵「いや、大丈夫だ」


妖夢「わかりました それでは」


妖夢が部屋を出ていき部屋には葵と幽々子の二人が残される


幽々子「...それで、葵ちゃんだっけ? 話を聞いていた感じ道に迷ったのかしら?」


葵「盗み聞きしていたんですか.. それとちゃん辞めてください」


幽々子「だって気になったんだもの」


葵「それは理由になっていないのでは」 葵(ちゃんの方は無視かよ...)


幽々子「立派な理由よ それとこれからは敬語じゃなくてもいいわよ」


葵「いや、それは」


幽々子「妖夢にはため口だったじゃない」


葵「それは...」


幽々子「きまりね まず私の名前をいってみなさい」


葵「幽々子さん」


幽々子「さんはいらないわよ」


葵「幽々子...さん」


幽々子「幽々子」


葵「幽々子」


幽々子「よくできました~」


葵(なんだこれ?)


妖夢「幽々子様 お食事の用意ができました」


そして部屋に大量の料理が運ばれてくる、それは大食いの人が食う量と言われても信じられないほどの量だった


葵「妖夢、この量は一体?」


妖夢「幽々子様はたくさん食べますから」


葵「たくさん食べるといってもこの量はさすがに…」


幽々子「妖夢、おかわり頂戴」


幽々子はいつの間にか完食していた


妖夢「わかりました」


さらにたくさんの食べ物が運ばれてくる それを幽々子がものすごいスピードで食べていく、その様子はまさに...


葵_「_ピンクの悪魔かよ_」(小声)


幽々子「ん? 何か言ったかしら?」


葵「いや、なにも」


用意された食べ物をすべて平らげた幽々子


幽々子「ごちそうさま」


葵「この量を食切るなんて...人間とは思えないな」


幽々子「人間じゃないわよ?」


葵「え,」


幽々子はにっこりと微笑みながら言う


幽々子「私は人間ではなく亡霊よ まぁ幽霊的な認識でいいわよ」


葵「...てことは妖夢も」


妖夢「私は人間と幽霊のハーフです」


葵「ギリ人外か?」


妖夢「普通に人外ですね」


葵「」


葵は深く考えるのをやめた


葵「.....これ以上邪魔するのもあれだし 俺はそろそろ博麗神社に行かせてもらうよ」


幽々子「あら、もう行っちゃうの..残念だわ 妖夢、博麗神社まで案内してあげなさい」


妖夢「承知しました」


葵「別に案内なんて大丈夫だ」


幽々子「だめよ,あなたは方向音痴なのだから一人で行こうとするとまた変なとこに着くわよ」


葵「何も言い返せないのが悲しいな,,,」


妖夢「葵さん、いつでも出れますよ」


葵「すまない、それじゃぁ行くか」


幽々子「夜ごはんまでには帰るのよ~」


——――


第一話 終 


次回第二話 ようやく博麗神社へ

初めてで変な感じだと思いますが許してください

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