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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
南都政府は、急遽一方的に異世界に対して開国を宣言。日本の全ての道州の中で初めての開国になった。
そして自由貿易協定を単独で結び、異世界との貿易の本格化を行った。しかし、準備までの時間は、限られて
いた。南都側は、デジタルデバイスを異世界側に輸出しその見返りに武器や魔獣など日本政府との決戦に
あたって南都が必要な物資を送りつけてきた。
そしてその日がやってきた。南都は、2方面から挟撃されることとなった。日本側の総兵力は、10万
南都側は2000ほどだった。
高嶺と佐藤の隊は、南都の政府議事堂約10キロまで迫った。日本軍と退治することとなる。日本側の
作戦は、至ってシンプルで広範囲に攻撃を加え前線を広げ数の利を活かした上で、南都の政府議事堂に
最強の部隊を投じ短期間で決着をつけるというものだった。南都を面で攻撃して目標は点と線で取りに行く
という作戦だった。南都の政府議事堂さえ押さえればこの南都政府の反乱も完全に抑えられるとの
考えだった。
佐藤は、魔導機動騎士、雷轟丸に乗って日本の戦闘ロボット2式を迎え撃つ。雷轟丸は、シールドに
よって砲弾を全て弾き返す。
「いんちきな!」
「そりゃ魔法はインチだろう」魔力でシールドを張っているので砲弾があたらない。
逆に雷轟丸は、装備されていた自動小銃から砲弾を発する。もちろん鉄などではなく雷の砲弾だった。
「行動不能!」雷轟丸の攻撃を受けた2式が次々に活動を停止する。状態以上になってしまった。
「クッソ目と鼻の先に戦略目標があるに……」
白兵戦では、異世界のモンスターを駆使した南都との戦いに日本軍が大きな損害をだしていた。
「突撃!」日本軍は、南都政府議事堂の手前の重要戦略拠点、蓮華市役所を包囲していた。
ここが落ちれば次の戦略目標は、南都政府議事堂。
「きたわね! 志亡きものたちよ! すぐさま南都から出ていけ!」市役所屋上でスカートを閃かせ
眩しい太ももを見せつけながら仁王立ちで高嶺が日本軍を挑発する。
「構うな! 突撃!」
「ウェスカリオス、お、お願い!」ヘルメットを被った私服姿の華奢な蓮華町の女性職員が
異世界から輸入した魔物の名前を呼ぶ。巨大な蜘蛛が市役所の壁面に現れる。そして市役所に
糸を吐き糸により市役所を守り始める。
「ひぃ〜」あまりの気持ち悪さに女性職員は失神する。
「玄関から突っ込め!」お構いなしに突撃をする。日本軍が玄関に差し掛かった瞬間玄関前の床が
崩れ大きな蜘蛛の巣が現れ日本軍兵士たちがその蜘蛛の巣の中に吸い込まれていく。
「助けてくれ!」
「ひ、怯むな! 突っ込め!」しかし、異世界の蜘蛛の巣、一度囚われれば決して逃れられない。
そう捕食者の口を覗いては。
「や、やめてくれ!」絶叫と共に鮮血が飛び散る。蜘蛛の餌食に日本軍兵士がなる。




