プロジェクト B2 6
この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
「このダンジョンで遭難した冒険者だよ……生きていたのか……一緒にダンジョンを脱出しよう」
「ステータス画面が見えないの?」ステータス画面には、ボスと表示されていた。
「私の体は、このダンジョンと一体になりもう外には出られないは、そして私はこのダンジョンで一回死んでいる
外の世界に出たところで遺体になるだけ」
「じゃあ倒すしかないわね!」エリシスは、早速赤い閃光の斬撃を与える。甲高い切り裂き音とMsアンブレラ
の血飛沫が飛び散る。
「おい! ちょっと! 待ってくれ!」山口がエリシスを止めようとする。
「ということは、この世界で死ねばこのダンジョンのボスに……」エルドが怯える。
「あら、いいことに気がついたわね。そうよこの世界で死んだ冒険者は、みなこのダンジョンを彩る
モンスターや魔物になる。そして永遠にこのダンジョンで戦いつづけるそして死ぬことはできない」
「そ……そんな……」エルドが尻餅をつく。
「何! びびっってるの! だ・か・ら死ななければいいだけでしょうが!」エリシスは、山口の制止を
振り切り攻撃を続ける。Msアンブレラの雨が降り続いている。雨のあたった場所から煙があがっている。
そして触れるだけでダーメージが入っていく。
「山口さんは水晶を持ってダンジョンを降りてください!」
「いや、君たちをほっておけない!」
「しっかりしないさいよ! 隊長でしょ! それともまた同じ過ちを繰り返すの!」Msアンブレラ
彼女こそが自らの過去失敗今度こそは、ダンジョン制覇を! 大切の仲間を失った過去をまた繰り返す
わけにはいかなかった。
「わかった……」山口は、出口に向かい始める。Msアンブレラの氷の道が牙を剥く。必死に回避しながら
攻撃を入れていく。
「ハハハ! ほれ」アンブレラは、武器とスキルチケットをばら撒き始める。
「は?!」宝具がそこら中に散らばる。
「拾うがよい」嘲笑うがの事く宝具をばらまく。
「う……うそだろ」エルドも恐怖に震える手で拾い上げる。自分が手にしたことが信じられず震える。
エクス・ルミナリエ……。時間を停止して戦闘ができる封印されいてるはずの武器だった。
他にもドラグネス・アルカディアこれは、モンスター相手なら必殺の武器……。他にも次々に
封印されいるような武器が次々と散らばっていく。しかし、攻撃を受け続けたアンブレラの体は、次第に
凍りついてき砕け散る。
「やったの?」
「うん……でもまた再生すると思う」ルミエールが説明する。
「良くぞここまでこられた!」ステータス画面にラスボス虚無の深淵レベル500が表示される。
しかし、眼の前には何もいない。無機質な灰色のマス目と点線が入った空間が広がっているだけだった。
「とっとと出てきなさいよ!」
「もうすでにお前たちの前に敵はいる」
「は?」エリシス眼の前には確かに誰もいなかった。不意打ちや陰からの攻撃など今までの経験が
脳裏を一瞬でよぎる数百のパターンを検証し上下左右あらゆる場所見たが敵の姿はなかった。
「ルミエール! 解析で敵の位置を割り出して」
「……」ルミエールは、無言で正面を指差す。しかし、正面にはなにもない。
「この空間自体が虚無の深淵……」虚無の深淵は、この空間と一体になっていた。
「そう、じゃあこの空間事ぶった切るだけよ! アストラ・サンクティス!」数千本の槍が現れ
あたりの空間を滅多打ちにし始める。エリシスは、反撃を予想して身構えるが、全く反撃はない。




