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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
「ちょっと待ってくれ京都まで敵に回すのかよ、じゃあ一体日本とどうやって戦うんだよ」兵士たちが
口々に異論を唱える。
「大丈夫! 南都単独で日本に戦いを挑む!」
「何言ってるんだ? 勝算は?」
「これは勝算ではないは志よ! このままだと日本の属国になるかわりに京都の属国になる
そんなことあってはならない!」
「おいおい、無茶言わないでくれよ」
「そうか……がっかりだは……なら私単身で乗り込む!」自らの機体鬼憐に乗り込む。
「おい! 待て! 死にに行くつもりかよ!」慌てて他の兵士たちも機体に乗り込む。
佐藤もフェニックスに乗り込み後を追う。ったく……美人は得だよなあ……。
「宗久様お見事でした」京都御所守備隊責任者甘木が、宗久のことを褒める。
「いや、日本のこころを取り戻すためにも私が先頭に立って今後も戦って行きたいと思っています」
「お見事です」
「敵襲です!」一兵士が報告に現れる。
「何?!」
「すでに正門にて迎撃を開始しています」
「一体どこの部隊だ?」
「それが……第百三機械師団ではないかと……」
「ヨリにもよって……」甘木の表情が曇る。
「甘木いけるか?」
「はっ直ちに!」甘木が「フェニックス」に飛び乗る。
御所前は、野次馬や逃げる観光客でごったがえしていた。その中で戦闘が始まる。
「宗久! そのフェニックス返してもらうぞ!」当然フェニックスからは、返事はない。
「キャー! 宗久様よ!」フェニックスを見た野次馬の女性が叫ぶ。
「下がって!」駆けつけた警察ロボが必死に野次馬を戦闘地域から離そうとする。
「御前であるぞ! 兵を引け!」守備隊のロボット護都から声がする。フェニックスは、その間も無言を貫いた。
「煩い! 我が隊への侮辱許すわけにはいかない! 覚悟!」フェニックスと鬼憐が衝突する。
機体のスペックでは、最新鋭機のフェニックスの方が上だった。鬼燐も専用機の一点ものだったが、
フェニックスには劣っていた。しかし、全員が知っている今の中身は、宗久。それなら戦闘経験
豊富の高嶺の方が圧倒的に優勢だった。しかし、当初の予想に反してフェニックスは、巧かった。
攻撃守備共に隙がなく、まるで歴戦の兵士を相手にしているようだった。互角の戦いをしている
間も百三師団のロボット禍月と護都が戦闘を行っていた。機体性能では、資金が潤沢な護都の方が上
だったが、戦闘経験では百三師団の方が上だった。戦闘が続くなかでそこらかしこで護都が撃破されはじめる。
歴戦の兵士相手では、都を護衛しているだけの平和な護衛隊では、厳しかった。とわいえ、守備隊の側も全く
戦闘経験がないわけでななかった。




