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プロジェクト B2 3

この作品に描かれている内容は、

如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。

現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、

全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切

関係ありません。


山口のことを知らない日本人などいなかった。当然大統領も山口のことを認識していた。その功績から数々の

ドキュメンタリーや映画の題材になっているような人物だった。

「そうですか。山口さんが責任者なら頼もしい。ぜひお願いします」こうして、B2プロジェクトは、

国家プロジェクととなり進められることとなった。


そして、ダンジョン攻略メンバーが集められた。

「よろしくお願いします。今回現場の指揮を取るエリシアです」指揮官の女性が挨拶する。

エリシアは、三十代ぐらいの普通の女性だった。正直この人選には、大きな衝撃走った。

国家プロジェクトの現場指揮者が無名の女性に指名されたからだ。

「氷華騎士団のエリシスです」異世界でも超がつくほどのエリート騎士団氷華騎士団に所属する騎士

エリシスもメンバーに選ばれた。

「天鏡の大図書館から来ましたルミエールです」超巨大図書館の司書のルミエールもメンバーに選ばれた

ルミエールは、Aランクの魔法使いだった。

「冒険者のエルドですよろしくお願いします」


虚無の深淵へのダンジョン開始の日、多くの取材陣が集まってきていた。そして取材陣だけでなく

多くの野次馬も集まってきた。この虚無の深淵は非常に特殊なダンジョンでダンジョン攻略

の様子を外側から眺めることができる貫通型ダンジョンとなっていたそのため各層を見ることを

目的とした観光客も多く集まっていた。


「山口さんついにこの日がやってきましたね。今の感想をお願いします」山口は、プロジェクトリーダー

としてインタビューを受けていた。

「いや、不安が全くないわけではないですがついにこの時が来たかという感じですね。ただ、準備は

万端ですやれることは全てやったのであとは、結果を待つだけです」

「ありがとうございます。では、今回冒険メンバーに選抜されたエリシスさんにお尋ねします。

今のお気持ちは」

「まあ、私が選抜されたのは当然かなって思います今現在の冒険者ランクはAランクですし

自分が日本を代表するにふさわしいと思っています」エリシスは、鋭くも美しい眼光を光らせながら

自信に満ちた表情で答える。

「このダンジョン一度入るとクリアするまで出ることができないと言われています。恐怖などは、

ありませんか?」

「いえ、全然ありません。今まで、奈落の玉座の単独制覇や神々の墓所の北壁ルートと制覇などを

しているので今回も大丈夫だと思います」奈落の玉座も神々の墓所も大量の死者を出している超難関

ダンジョンだったが、いずれの挑戦もエリシスは、成功させてきていた。

「では、今回お見送りに来ている騎士団のメンバーに何か一言いただけますか?」

「必ず返ってくるから待っててね!」元気いっぱいに答える。氷華騎士団のメンバーたちが一斉に沸く。

氷華騎士団のエース中のエースみな期待していた。


3月2日 登頂開始。 山口、エリシア、エリシス、ルミエールそして、ポーターやサポートスタッフたちは、

ダンジョンの中へと消えていった。



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