魔女と森
いえば、郵便局や市役所のようなポジションにある。要は、そこら中にあるわけではなくその土地の要所要所に
ある。本来なら儲からないような土地には、クエスト紹介所は存在しないはずだった。そもそも運営費用を
賄うことが困難でギルドもわざわざ儲からない土地のクエスト紹介所などに出資しないからだ。
「じゃあこれからよろしくね」
「ええお願いします」そんなこんなで魔女メリーナと共に行動を共にすることとなった。
どんな偏屈な魔女かと思いきや至って普通の魔女だった。早速狩りに出かけるととなった。
森の中には何本か道が通っており未開の森という感じは、一切なくごくごく普通の森だった。出てくるモンスター
たちも平凡より下、低レベルのモンスターしか出てこなかった。
森には陽の光が差し込み牧歌的で強力なモンスターが潜んでいるような気配などいっさいなかった。
時折、初心者の冒険者が低レベルモンスター相手に戦っているのに遭遇する程度だった。
真っ暗な森でもなく、骸骨がそこら中に散乱しているような森でもなかった。
ピュラシオン レベル 3 が現れた。猫とうさぎを足してメルヘンで割ったような可愛いモンスターが
現れる。非常に弱いモンスターだ。
「じゃあ始めるよ」
「ええ」
「技は、何かある?」
「ええ、シャドウ系の技をいくつか」
「じゃあ見せてみて」俺は、シャドウ系の初歩的な技でピュラシオンを攻撃する。
「シャドウブレス」
「いけそう? 補助魔法が必要だったら言ってね」いくら、百組の落ちこぼれだとしてもさすがに
はじまりの森の




