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プロジェクトB2 2
「失礼します」
「どうぞ」大統領執務室がノックされ二名の男性が入ってくる。
「お忙しいところすいません」
「何かアイデアが思いついたの?」ここ最近支持率は、低迷さらには、国力も落ちる一方の日本国大統領
九条セリアのは、官房長官に何か支持率を回復できるようなアイデアを考えておくようにと指示をしていた。
「これは?」資料を大統領が眺める。大統領はミニスカートに足を組み椅子に深く腰掛けている。
「これは、今流行りの異世界転生の最難関ダンジョン虚無の深淵です」
「聞いたことがあるわ」
「今まで、世界各国が挑戦してことごとく失敗しているB2という裏ルートがあります。今回このB2ルートの
制覇を国家プロジェクトとして位置づけてみてはいかかでしょうか」
「しかし、ここ最近上位の異世界転生者はことごとく海外勢ばかり、その海外勢が踏破できなかったルートを
日本勢が踏破することなんて本当にできるの?」九条セリアは、長髪の金髪が揺らす。
「私にお任せください」名乗り出たのは、世界初の異世界探査チームメンバーの一人山口進。




