プロジェクトB2
「ジャドー・ハート君だね」
「え? はあ…」魔術書を開いて品行方正に授業を聞いていると突然話しかけられる。そしてクラスの
注目を一身んに受ける。それもそのはず突然もののものしい甲冑に身を固めた騎士たちが、教室に
上がり込んできて話かけられたのだから。
「君に聞きたいことがある来てもらえるね」NOと言えるはずもなかった。そもそもこの騎士団たちは、
日本でいうところの警察だった。その警察に逆らえる理由なかった。
取り調べ室らしき部屋に連れてこられた。
「君は先日YAMAGUTIの脱獄に手を貸したね」
「え、ああはい…やはり罪に問われると?」そう俺は、先日脱獄に手を貸したしかし、
その罪は転生者に敗北することでチャラになったはずだった。
「いや、それはいいそれとは別に捜査依頼がかかっている。君は、プロジェクトB2を知っているかい?」
「ええもちろん」プロジェクトB2。それは、異世界で虚無の深淵と言われる。巨大ダンジョンへの
攻略計画のことだった。世界でどこの国も成功しておらず世界中が国家の威信をかけて一番最初の
攻略を目指していた。その中で日本ギルドが初めてB2と言われる最難関ルートを攻略し
ダンジョン最深部へ到達を成功させた有名なプロジェクトだった。その功績は、今でも称えられ
そのプロジェク自体に異世界ギルド最高の名誉賞ネビュラ・コンパス賞が与えられた。
なおネビュラ・コンパス賞自体がこの偉業を称えるために作られ今現在も異世界で著名な功績をあげた
冒険者やギルドに賞が与えれれている。
「急な話で戸惑っているだろう。時間はたっぷりあるまずはこれを読んでほしい」
渡されたのは、以前山口の恋人のエルフのマリアの部屋にあったアルバムだった。そこには、
マリアと山口との写真共に異世界初探検時の山口の写真がのっていた。ここまでは、以前俺が
マリアの部屋で見たものだった。
「これが…?」正直これだけでは、話がいまいち見えてこなかった。
「実は、山口が過ごしていた房からこんなものが出てきたんだ」渡されたのは、膨大な数の手記だった。
「これは…?」
「とりあえず読んでくれたまえ。なんでもいい君が知っていることを教えてほしい」その手記は、
プロジェクトB2未踏破ダンジョン踏破にまつわる隠された真相が綴られたものだった。
「嘘だろ…」




