魔女と森
彼女の見た目は、異世界によくいる美少女だった。美少女といってもそもそも
異世界は、そもそもブスがほとんどいないおかしな世界になっていたので
もはや美少女といっても特にこれといって珍しいというわけでなかった。
低身長で見た目は、幼く肌も綺麗だった。しかし、唯一その目だけが
今まで生きてきた彼女の苦悩を示していた。その目はどこか深淵を見つめるような目をしていた。
私がなぜ、このどこかなにか秘めていているような幼女と行動を共にすることとなったかというと
話は、数日前に遡る。第一魔法学院では、課外学習の話でもちきりだった。
「シャドー・ハートは、どうする?」同級生のライアンが尋ねてくる。
「どうするもなにも百組に選択肢なんてないだろう」
百組は、学院の最底辺無課金転生者は、無能な異世界現地民で構成されていたため
決していい場所に行けるわけでなかった。ただそれにもちちゃんと理由がった。
「いいな…」同級生のラフィアがパンプレットを眺める。そこには、他の学院の他のクラスの課外学習先が
描かれていた。終焉の聖堂などの極めて危険なエリアが書かれていた。
「終焉の聖堂だってここ第百層だろ。そんなといったら俺らのクラス全滅だぞ。こりゃ一組とかじゃなきゃ
無理だなぁ」ライアンの言う事も最もだった。終焉の聖堂は、ダンジョンの最深部、外から見る分には、
楽しいが高レベルのモンスターが大量にいるために弱い冒険者だと課外学習どころか終活になってしまう。
そのためランクの低い百組の課外学習先には、指定されていなかった。
そんなこんなでシャドー・ハートが課外学習先に選んだのは、近所の森だった。
冒険者なら誰も入れるただの森、ここアルバスの森は低レベルのモンスター出現する初心者向けの
森だった。
そんな森で指導教官になったのは、眼の前にる魔女メリーナだった。しかし、このメリーナあまり評判が
芳しくなかった。森のそばのクエスト紹介所で事前にメリーナのことを聞いておいた。
「え? メリーナ? 昔はすごい魔女だったみたいだけど今はね…」クエスト紹介所のお姉さんが話だす。
地元のことは、地元のクエスト紹介所の一番だった。
「今は?」
「昔は、このあたりでも有名な魔女だったの様々な大物を狩っては、話題になっていたは。
だってAランクのモンスターなんて当たり前のように狩っていたんだもの」
「今は、狩れなくなってしまったんですか?」
「そうね。もう歳かもね…いつの日から伝説のモンスターを追うようになっちゃって…」
「伝説?」
「そう、この森には、昔からエクリシアがいると言われているだけど…ある時から急にエクリシアを
見たと言い出して…そこから全く大物を狩れなくなっちゃって…」
エクリシア聞いたことあがる。伝説上のモンスターでなおかつもともと異世界にいたモンスター
転生者たちが勝手に捏造した伝説級ではなく正真正銘の伝説級のモンスター。そしてそのモンスターが
伝説というわれる由縁は、その発見例の少なさもさることながら完全耐性をスキルとして所持しててる
という噂があるからだ。そのため状態異常やアイテムでも捕縛は不可能と言われている。しかし、それらの
情報もすべて噂といってよく存在するかどうかすら怪しかった。そしてエクリシアが曰く付きのモンスター
として扱われる理由の一つに、最前線で活躍できなくなった騎士、冒険者、魔術師、魔女たちが、
衰えた時に見るため食えなくなった人たちが食い扶持や権威付けを狙って嘘をついていると言われる。
そのためエクリシアを見たという発言イコール冒険者やハンターとして終わりを意味すると世間からは、
見られていた。
「それにしてもこんなこういう森にクエスト紹介所あるなんて珍しいですね」クエスト紹介所は、現実世界で




