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この作品に描かれている内容は、
如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。
現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、
全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切
関係ありません。
壁をはがすと中から新型機が現れる。
「これか! こちら三日月対象機体を発見! 回収班を
回してくれ」すぐに指令に連絡を入れる。
「これが新型か…」
「やりましたね隊長!」
「ああ! これで我々も貴族だ!」
日本軍の兵士たちは口々に喜ぶ。
どうやら俺の背後には、すごい機体があったらしい。
正直ほっとした俺が目的じゃなかったんだ…。
完全に日本軍の意識がそれていることに喜ぶ。
「おい! 動いたぞ! 誰かいいる!」
お わ た 突然日本軍の兵士が俺の方を指さしながら
大声で叫び始める。
しかし、指さしているのは南都の新型機フェニックスの方だった。
フェニックスが動き始めたので
慌てて日本軍の兵士たちが自分たちの機体に飛び乗る。
「戦闘を許可する」隊長がすぐに人型の銃口をフェニックスに
向ける。
や ば い その瞬間目を閉じる走馬灯のように
今までの人生がよみがえる。
よみがえる…よみがえる…何も思い出が…
ない…。
佐藤は、童貞、金なし、学歴なし思い出なんて
あるはずもなかった。このまま何をなさずに
ここでしかも掃除用具いれの中で人生を終えるのか…。
俺らしいな…。
フェニックスが掃除用具前に現れ
被弾を防ぐ。
「ありがとうございます!」正は、掃除用具入れから姿を
現し。お礼を言う。フェニックスは、
しゃがみコックピットが開く。
しかし…中身は、空だった。
正に絶望が襲い掛かる。
「空?」
「これはいったい…」開いたハッチを見て
日本軍の兵士たちも銃撃をいったん止める。
しかし…。
「おい! 誰かいるぞ!」
「殺せ!」
しまった! 機体にてっきり誰かがいると
思い姿をさらしてしまった正は、標的になる。
こんなんなら隠れたままでいればよかった。
もう、選択肢はなかった。掃除用具入れか
フェニックスか。
やけくそになった正はフェニックスに飛び乗る。
全力で逃げ始める。
「追え!」隊長の指示で一斉に
日本軍の機体がフェニックスを追いかけ始める。
死ぬ死ぬ死ぬ死ぬ死にたくない!
逃げる、逃げる、逃げる!
適当に人生で一回も操縦したことない
フェニックスを操縦して必死に出口を目指す。
「隊長! 出口は一か所です! 待ち伏せします」
「藤原か!」
「はい!」別動隊から日本軍隊長に連絡が入る。
「聖剣お下がりください! ここは我々が!」
聖剣と呼ばれる藤原の機体ノヴァが出口に立ちふさがる。
「いや、ここは私が食い止めます!」
藤原は、日本軍にも五人しかいない聖剣と呼ばれる
エースパイロットの一人で、今回の作戦にも参加していた。
「分かりました。我々は、援護にまわります」
部下たちは、機体をやや下げて援護射撃できる位置に
移動する。
「いいか、完全に破壊するなよ」隊長から連絡が入ってくる。
「了解」フェニックスは、大切な次世代戦闘機だっただめ
破壊せずに鹵獲するように命令が出いていた。
正は、そのまま出口へと突っ込んでいく。
「止まれ! 止まらないと射撃する!」
小さな出口は、ぼぼほぼノヴァの機体で埋められていて
撃破しなければ絶対に通り抜けることはできなかった。
「ああああああああああ!」
正は、適当に小銃を乱射しながら突っ込んでいく。
「クソ! こいつ! まさか突進!」
小銃で撃破できていなにも関わらずそのまま正は突っ込んでいく。
そして…。
「!」その場にた全員が衝撃を受けた。
フェニックスの体がバラバラになりわずかな隙間を通り抜け。
また元通りに合体した。
「なんなんだ あの機体!」
「助かった…!」そのあとも必死逃げる。
宣戦布告を受けたとはいえ、逃げている場所は、
南都領内だったので指令から指示を受けた
南都軍の援護により悠々逃げ延びる。
「いいか、そのまま京都領内まで逃げてくれ」
「了解」フェニックスが逃げ延びていることを
情報として手に入れた直人博士が逃走を誘導していた。
京都府議会。
「あの娘にこの状況はむりでしょう」
野党の重鎮議員が、京都府知事のことをあざけわらう。
「いや、もうそろそろ潮時ですな。動きますか」
「いや、いや、私など知事の器ではありませんよ」
「ご謙遜なららずに」重鎮議員の間では、
発現が二転三転する村雨議員のとを馬鹿にしていた。
実際京都御所も、府議会も空転しており
南都の味方をするかどうかで話が二転三転しており
メディアからも批判を受けていた。
「我々京都は、南都を京都領内に受け入れません。
しかし、南都への攻撃は行いません」
議会で村雨議員の所信表明が行われる。
議会はざわつき、議場の外で待機してていたメディアも
一斉に京都、南都に協力せずの内容で
中継を始める。
京都御所。
「馬鹿な! 何を勝手なことを!」権頭将軍が拳を撃つ。
京都御所にも村雨知事の南都に協力せずに連絡が
入っていた。
「おおお! 素晴らしい!」麿は、喜び高笑いする。
「卑弥呼様! この決定でよろしいのすか?」
その場にた他の高官が尋ねる。
「…静観せよ…」
東大寺地下、南都総合指令室。
南都は、奈良の国宝の下に様々な軍事施設を建造していた。
空爆の攻撃から逃れるためだった。
「村雨! 裏切りよって! だからあの女は信用
できないと! 卑弥呼様に電報を打ちましょう
どのみち我が国単独ではとても日本と戦争したところ
で勝ち目はありません」加藤将軍は、焦っていた。
頼りにしていた京都が離反したことにより
南都の壊滅がほぼ確実になったからだ。
指令室に極めて重い空気が漂っていた。
撤退したとの戦況報告が相次ぎ入っていた。
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