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この作品に描かれている内容は、

如何なる実在する人物、組織への誹謗中傷を意図したものではなく。

現実世界のいかなる団体、個人を指し示すものではなく、

全て物語でありフィクションであり、実在の人物・団体、実際の事件とは一切

関係ありません。


 事件の数か月前、南都軍事研究所。

「楽しみですな」加藤将軍がガ〇ダムアス〇トレイのような機体を

前に話す。

「お任せください。完璧だから」直人博士が言う。

「じゃあ始めてくれ」直人博士が指示を出す。

指示を受けた機体内のパイロットが機体を操作し始める。


しかし、機体は、暴走し始める。

「どうなっているんだ!」加藤将軍が急いでその場から退避する。

「操作不能です」操縦士の兵士が無線を入れる。

「そどうなっているんだ! 博士!」

将軍がきれる。

「おそらく自動戦闘装置が作動してるんじゃないかな」

「自動戦闘装置を停止できません!」

必死に操縦している兵士が機体を停止させようとするがいっこうに止まる気配がない。

 「もう、撃破しても構わない止めろ!」

将軍の指示と共に他の人型機が現れ暴走する機体に

狙いを定める。

「ちょ! 止めてください!」

必死に博士がすがり自分の最高傑作の機体を守ろうとする。

「博士! こんな機体かばう価値もありません!」

博士の願いもむなしく機体が撃破される。

しかし、完全に破壊されたわけではなく足だげ撃ち落された。

そしてなんとか機体を止めることに成功した。

機体は、封印されることとなった。

「博士! 京都にはどう報告すればいいんですか!」

京都から資金援助をもらい研究開発をしていたため

進捗報告が避けて通れなかった。


「博士!」

「ひっ!」

「これはなんですか!」

直人は、南都政府から開発中止が言い渡された

九代目人型戦闘機【フェニックス】

の修理を勝手行っていた。

「いいですか! それよりも量産機の改造

お願いしますよ!」直人は、加藤より量産機を

とりあえず適当に改造するように指示を受けていた。

その機体を新型機として嘘の報告をする予定だった。

「はい…」


「あら、直人君まだ諦めてなかったの?」

遠目に見ていた事務員がうわさ話を始める。

「そうみたいよ。なんでもあのフェニックスには、

生体AIを搭載してるみたいよ」

「え? 生体AIの研究まだ続けてたの?」

直人は、元は生体AIの研究者として日本に雇わていたが

生体AIに自分の妻を殺害して使用した疑惑がかけられ

失職。結局嫌疑不十分で釈放され無罪となかったが

日本中のニュースとなりもはや日本に就職先はなく

ここ南都に新たな活躍の場を求めて転職してきていた。


「ああ…」

加藤は、頭を抱える。このままだと

京都に報告する機体が内容体だった。

「やむおえまえまい…」

加藤は、画像加工アプリで架空の機体を偽装して

進捗を京都に報告する。

「終わった…バレたら懲戒ではすまんだろう…」


阿呆大統領が銃殺された事件は、すぐに

全メディアが取り上げSNSのトレンドも

全て大統領暗殺で埋め尽くされる。

ニュース番組では、全局が計画変更になり

暗殺の特番になる。


「では、田中さん今回の暗殺ですが、

原因は、何だと思いますか?」

「そうですね。現在のところ情報が少なく

なんとも言えないですが、あれだけ警備が厳しい中で

暗殺したわけですから極めて計画で…」


突然画面が切り替わり警報音が鳴り響く。

「先ほど日本政府より南都に向けて宣戦布告が

出されました! 近畿地方の皆さんはただちに

避難してください! 先ほど国家非常事態宣言が

日本政府より出されました! 直ちに避難を開始してください!」

アナウンサーが大声で警告を続ける。


暗殺を受け日本政府は南都に宣戦布告をすることを決定する。


京都御所。

「全員揃いましたな」京都御所では、今後の京都の

方針を検討するために主脳たちが集まっていた。

「南都の味方をするなど言語道断でおじゃる」京極院麿が

甲高い声で切って捨てる。

「何を言っている日本の悪政から解放される絶好の機会

今こそ挙兵すべきです」権藤陸軍将校が反論する。

「ああ、おそろいいこれだから陸軍は」

「黙れお公家が! 貴様ら自分の立場さえ補償されれば

この国のことなんてどうでもいいのだろ」

「貴様! 口を慎め! 身分をわきまえよ!」

公家と軍の幹部たちが喧嘩を始める。

「卑弥呼様、どういたしましょう」京都政府外務大臣の

久保が上座ですだれで姿が隠されている三代目卑弥呼

 

続きが気になるなど思っていただけたら

評価やブックマークをしていただけるとすごく

うれしいですよろしくお願い致します

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