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デスゲーム  作者: 夜市
7/12

stage:6 作戦


それから、俺と由美は、用意されていた食事を食べながら、このゲームでどうやって生き残るか考えた。


そして、1時間考えた末、いくつかの作戦を考えた。


作戦1、


距離をあけて歩かない。出来るだけ一緒に行動する。


作戦2、


力の均等の為、ケイトは前、由実は後ろを守る。


作戦3、


常に武器、食糧、道具などの必需品は、必ず所持しておく。

なお、重たい物はケイトが所持。

※動きが鈍る為。


作戦4、


情などは全て捨てる。容易に他のチームを信用しない。


作戦5、


生き残る。




以上。







「でも……。」


「ん?」


「でも、何人の人が参加してるのかな?」


作戦を考え終えた後、なにを思ったのか、由美はポツリと呟いた。


確かに、参加人数を知るのはこれから先、生き延びるためには知っておく必要がある。


「そうだな…。」


かと言って、調べる術もないし。

何か名簿のような物があれば…

後、地図とコンパスも。


俺は真剣に悩んだ。


「あの…。」


「ん?」


「名簿と地図とコンパス…ありましたよ?」


「はぁ?」


そんな時、隣から由美が声をかけてきた。

なにかと思って隣を見てみれば、彼女は俺が必要としていた物を持って、不思議そうに小首を傾げていた。


マジかよ。


俺は苦笑しながらそれを受け取る。


そして名簿を開け、


マジかよ。


再び苦笑した。







参加人数200人。


チーム数、100。









俺は、このゲームで生き残れるか不安になった。

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