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魔女と青空

作者:安路 海途
 彼女は空を見上げると、音もなく泣いていた。自分でも気づかないうちに。そしてぼくのほうを見て言う。
「――藤本くん、空はやっぱり青いんだね」

 中学二年のぼく(藤本望)と、三年の先輩である香月美夜乃。二人は偶然、図書委員でいっしょになる。彼女の奇抜さや、奇妙な噂を耳にしつつ、何故だかぼくは彼女と親しくなっていった。自分のことを魔女だと言う彼女。おかしな手引き書や、魔女の集会、まじないについて語る彼女。そんなものが存在しないことはぼくも、百も承知ではあったのだけど――
 彼女曰く、「本当の家」は「ここからはずっとずっと遠くに離れたところ」にある。彼女は「魔女の掟」によって、地球にやって来たのだ。厳しい掟によって……そしてある日、彼女はこの世界からいなくなってしまう。
「魔女は歳をとらないのよ」彼女はそんなことを言っていた。「そして永遠に生き続けるの――」

(08/5/17~08/5/24)
(青空)
2017/06/04 21:47
(ぼくのこと)
2017/06/05 00:30
(魔女の彼女)
2017/06/05 19:09
(新学期と作業)
2017/06/06 09:10
(初めての邂逅)
2017/06/06 18:07
(彼女のこと)
2017/06/06 21:22
(初仕事)
2017/06/07 02:22
(手引き書)
2017/06/07 19:13
(ああ、そうか)
2017/06/07 22:03
(人を呪わば穴二つ)
2017/06/08 00:28
(本当のところ)
2017/06/08 19:16
(ネズミのしっぽ)
2017/06/09 08:35
(死んだネズミ)
2017/06/09 12:24
(本当の家)
2017/06/09 15:12
(ある日の図書室)
2017/06/10 03:00
(屋上)
2017/06/10 07:00
(青い鳥)
2017/06/10 12:23
(街灯)
2017/06/11 00:11
(先に行ってるから)
2017/06/11 11:27
(罰)
2017/06/12 11:26
(変わらない世界)
2017/06/12 19:11
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