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異世界戦記  作者: せんべい
9/9

第8話「運命?」

炎の塊がカイナ達に向かって飛んで来た…!


嘘だろ…異世界の生活でも、もう終わってしまうのかよ…!


カイナは、心の中でそう考えた。現実世界の時の様につまらない終わり方をするのか…と。


いや…違う!俺はもうあの時の様な、平凡な奴じゃないんだ…!!今の俺は、魔法使いだ。あの時みたいに……!


カイナは、そう思うと呪文を唱え始めた。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」


すると、大きな雷が…!落ちなかった……と思った時の事だった。


「レクスチャーサンダーーーー!!!」


あの叔母さんが、魔法を唱えた。


ピュッ ボーーーーン!!!!


一筋の光が落ちた。その光は、炎の塊をゴミクズの様に粉クズになった。



必死逃げている内に、ある建物へ入って行った。


カイナと同じ年頃の他の子達は、疲れたのか、すぐ横になり寝むり始めた。


でも、カイナは寝むれなかった。そのような状況ではなかったからだ。


これが、異世界戦争……


カイナは、窓を覗きながら思った。


その時の事だった。無表情なロール先生が、カイナを呼んだ。


寝室から出て、別の部屋へ行った。


そのとき、ロール先生が言った。



「カイナ君。いや、こう呼ぶのは、やめたほうがいいでしょうか…覚えておりませんか?私の事を……王子」


ホェ…?


カイナは、その発言に理解できなかった。

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