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異世界戦記  作者: せんべい
8/9

第7話「戦場」

カイナが起きると外が妙に騒がしかった。


ドタバタと足音が聞こえる。

外で何かが、起こっているらしい。


…!?


カイナは、あることに気が付いた。周りで一緒に川の字になって、寝ている仲間がいない。


カイナは、急いで教室から出た。

他の仲間達は、そこに居た。

その仲間達は皆、同じ方向に目を向けていた。


カイナも、そこに目を通した。


そこには黒い煙が出ていたり、雷や竜巻等の魔法が、あちこちで発動されていた。


そしてそこには、剣と盾を持った戦士のような人それと、叔母さん達が居た。


戦っていたのだ。


そして、ある叔母さんがこんな事を言った。


「必ず、ヒリジス戦士を倒して下さい!この子達に一切、傷を付けてはいけません!!」


次の瞬間だった。カイナたちに向かって大きな炎の塊が飛んできた…!


すると、さっき叫んでいた叔母さんが俺たちの前に来て、呪文を唱え始めた。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!ハァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」


透明で巨大な壁が出来た。炎の塊を食い止めている。


魔法を食い止めながら、その叔母さんが言った。


「今のうちに…ロール先生!この子達を誘導して下さい!」


そして、"ロール"と呼ばれて、反応した叔母さんが、カイナ達に言った。


「みなさん!先生の後について来て下さい!」


その叔母さんは、あの無表情な叔母さんだった。


そして、先生と一緒に戦い中の場からカイナ達は、逃げ始めた。


カイナは、後ろを振り向いて、壁で大きな炎の塊を食い止めている叔母さんを見た。


…!


すると、あの壁が破壊されてしまった。


たちまち壁を作っていた叔母さんが、炎の塊に焼かれてしまった…!


最後の力を振り絞って、燃えながら叔母さんがカイナ達の方に向かって、言った。


「必ず……生き………のびて……ね…」


そして、倒れた。


次の瞬間、またあの大きな炎の塊が、カイナ達に向かって飛んで来た………!!

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