表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界戦記  作者: せんべい
5/9

第4話「小さな魔法」

あれからしばらく経った。


俺は気がつくと、一歳になっていた。

魔法保育所にも住み慣れていた。

とりあえず、ここまでの出来事をお話しよう。



俺は、父と母がトラックに乗り、連れていかれた直後、家で戸惑っていた。

これからどうすれば、良いのか。

あの本が、そこにポンと置いてあったので手に取った時の事だった。


いきなり、周りが歪んだ空間となった。

身体が浮いて、何処かに向かっているようだった………


そして、気がつくと俺は、知らない建物の中にある部屋に居た。


そこが、"ラギアス魔法保育所"だった。


「この子は、転生が無事完了しました。」

近くにいる叔母さんが、無表情で言った。


「あら、この子は、泣かないね〜!偉い子だよ。」

その隣に居る叔母さんが、関心したような感じで言った。


俺は、周りをよく見た。

そして、気づいた事が幾つかある。


まずは、周りに居る人は叔母さん6人、同じくらいの背の子供達25人程いた。


そして、色々なみた事が無い道具があった。化学道具の様だった。


最後に…何故か、俺の手に違和感を感じる。

以上の3点だ。


「はーい!みなさーん!いまから、まほうのつかいかたをおしえますよ〜!!」

前に居た叔母さんがニコニコしながら言った。


これは…父が言っていた、"魔法"の事だろうか?


闘えるようにする為なのだろうか…


まぁ少し興味がある。ので、やってみよう。


「まずは、いくせいしましょーう!いまから、まほうをいくせいしまーす!」

また、前に居る叔母さんがまたニコニコしながら言った。


「では、みていてくださいね!みほんを見せますよ〜!」


叔母さんが、前に手を出した。

何か呟き始めた。

「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!ハァーーーーー!!!!!!!!!」

あまりの迫力にビックリした。

他の人達もキョトンとしている。


「はい!これで、まほうが完成しました〜!はいっ!」

そう言うと叔母さんは、手から小さな炎を出した。


凄い…!俺もやりたくなったから、見様見真似でやってみる。


「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!ハァーーーーー」

そんな事を呟き、手を前に出してみた。

すると……!

小さな、小さな雷が落ちた…!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ